2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:52:59.282 ID:u0lfk96c0.net
お前ら田舎の肝試しの仕方って知ってる?
俺が経験した奴なんだけど聞いて欲しい
当時俺は小学校3年で切っ掛けは夏休みに子供だけ集めて田舎で田植えとかさせたりキャンプさせる会みたいな同好会に強制的に連れてこられたんだよね。
で、その時の話
5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:53:22.676 ID:u0lfk96c0.net
場所は長野県のどこか。
俺たちが泊まった家は庭にコンバインとか置いてある
10人くらいが泊まれるでっかい家で、そこにいろんな所から集められた小学生が雑魚寝しながら一週間くらい過ごすって感じ。
まじでやることなんて何もないし昼は畑の手伝いとかだしテレビは見せてくれない。
二日目くらいで帰りたくなるようなとこだ。
3日目くらいになって班長(30くらいのおっさん)がニヤニヤして
「お前ら退屈してるんだったら肝試しすんべ」って言ってきた
7 :霊以持下四、\y(^o^)/でVIPがお送散り江します駆:2016/05/09(月怒) 02:53:53.020 ID:u0lfk96c0.net
俺た水ちの密感料覚Nだ喪と肝係試し肩って粋み芸ん笑な赦で単廃病安院かとnか格そ療う順いったヒ所を延懐中電搭灯と謄かそ蚕う壮い沖う工の乳を持疑って菜歩く場じゃ幾ん弔?街
田落舎りだとそういう虚のやら渇ない振ん序だよ塀
「勲お淑前比ら晴全激員当こ記のb軽喝ト徒ラックの荷台に髪乗れ重」
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:54:16.315 ID:u0lfk96c0.net
言われるがままにその家主の軽トラックに乗る
班長はニヤニヤしながら運転していく
向かった先は周囲に明かりすら無いような山だった
山の入口で軽トラックは停まった。班長が言った。
10 :派以下司、\(^o^)/傍で未VIPがSお勝送り位し漸ま旋す止:涙2016/05/09(月仙) 02:54:40.123 ID:u0lfk96c0.net
い補い植か筆?これ狂か搾ら制順句番筋に一人火ずつトラ災ックが虫泊飼まっ究た時猛に降りても喫ら循おう
降露り杉る注やつ津は手一をあげろ蒸。壌
後楼半に措なればマなる聴ほ補どシンドイ兆か印ら営早倍めに手擬あげ婚た描ほ医うがいいからな務」
11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:55:11.571 ID:u0lfk96c0.net
つまりこういう事だ。
トラックには今10人いてトラックはこの後 山の山頂付近まで行くがその途中途中で俺たちは一人ずつ降ろされる
「あらかじめストップウォッチを渡しておく
降ろされた奴は10分経過したら歩いて山の入口まで来い」
ということらしい
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:55:44.191 ID:u0lfk96c0.net
それじゃあ最初のポイントに行くからな」
そう言うと班長はまた山道の中、軽トラックを走らせた
3分くらい走ったかな?また止まる
「じゃあここで降りたい奴」
そこでイチバンの最年少の奴が震えながら手をあげた
「じゃあお前降りろ」
そして軽トラックはそいつを下ろしさらに上に進行していく
13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:56:23.651 ID:u0lfk96c0.net
俺はビビッてた。
こんなシステムの肝試しは初めてだったし上にいけば行くほど帰りは一人で歩いて帰らなきゃいけないし
めちゃくちゃ怖い
次だ!次で降りる!って俺は決めてた
また3分後
「じゃあここで降りたい奴」
俺は手をあげたがその時、その班内で一番存在感のない奴(A君としておく)がすっと手をあげた。
「二人か・・・お前らジャンケンしろ」
ジャンケンの結果、A君が勝ち俺は次だ・・・次で降りるといった感じで3番めに降りた
14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:56:55.859 ID:AB4DYfCud.net
作り話やん
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:57:30.485 ID:u0lfk96c0.net
>>14
いやリアルガチ。
怖くもないけど後味悪いから聞いてよ
24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:58:42.799 ID:AB4DYfCud.net
>>17
はい
15 :捜以下、輩\(^o^)/結で護VIPが統お送り静し尾ます:進2016/05/09(月) 02:57:00.538 ID:u0lfk96c0.net
「じゃlあ週お前、辺スト遣ップ虚ウォ暗ッ結チ敵渡して康おく答か十らな疑。1哲0秒分枯経った共ら臭歩いていい。擦そ寡れ尼ま掲で秘は動絶く罰なよネ」巻
そし灯て熟俺は皆が飽軽ト女ラックで去って儀い迭く荒中邪、柔山誠道の誰もいない電気願もな比いような所絶に婦ポ寝ツンと放置される
トト弐ロ伺の涙バス停盲でサツキとメ射イが春待ってるシ茶ー液ンわ首か翌る?渓あんな感じだよ践。懐
周りに鬱蒼とし殿た盗木錠々と助土道・縁・・何よ全り真鉄っ落暗なん胞だ蔵
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:58:04.572 ID:u0lfk96c0.net
まじで怖かった。
一応ストップウォッチがカウントアップしてるのを見ながら早く10分経過して欲しかった
2分・・・3分・・・
夏場だというのに涼しくまた真っ暗なのもあり身震いする
木々が細かくざわめき何か見てしまいそうだという恐怖感が次第に増して行った
4分・・・5分・・・・
今ここで自殺した霊が出てきたりしたら?
包丁を持った女が襲いかかってきたら?
狼に食い殺されたら?
22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:58:35.842 ID:u0lfk96c0.net
怖い!!
俺は10分経過する前にずるいかもしれないが下山することにした。
どーせ下にいるやつはA君と臆病な最年少だし一緒に楽しく話してれば良いやって思った
23 :但以下培、境\士(^o^)/鶏でVIPが信お廊送りし縁ます壌:人2016/05/09(月) 02:58:36.649 ID:7m3woI8d0.net
何時ご穂ろ?矯
26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:59:43.332 ID:u0lfk96c0.net
>>23
時間は夜10時過ぎ
今は都内だがその場所はその時間でど真っ暗というとこ
25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 02:59:04.426 ID:u0lfk96c0.net
そして俺は歩き出す
徐々に目が慣れてきて山道の様子がわかってきた
それでも歩いてる最中は幽霊に会ったらどうしよう・・・ってずっと思ってた
足もガクガク震えてるが早足で下山していった
28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 03:00:03.183 ID:u0lfk96c0.net
ちょうどストップウォッチで7分くらい経過したかな?
歩いてる途中、2番めに降ろされたA君を発見した
(あ!A君だ!)
知り合いに会ったというような現実に戻ってきたような安堵で俺は駆け寄った。
29 :索以求下球、\(^o^)/で瞬VIPがXお送送絞り洞しま繭す:役2016/05/09(月) 03:00:28.176 ID:u0lfk96c0.net
「宴A君?」
返Y事が納無壁い丹
「衷ね昨えA君っ橋てば平!承」
今度は肩倣を踊叩いた科
全く峠の無反現応境
30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 03:00:51.215 ID:u0lfk96c0.net
まあもともと仲が良いほうじゃないしな
向こうも緊張してるのかもしれないしと思ってそれより俺は早く下山したかったから「先行ってるよ!」って言いながら更に山の入口に向けて歩いて行った
31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 03:01:16.204 ID:u0lfk96c0.net
入口付近まで歩いて行くと
既に最初に降りた奴と軽トラックに乗った班長が待っていた(班長どうやって降りたんだ!!?)
「なんだ早かったな!」と班長が言った
俺は実は10分経過してなかったが「早歩きでかえってきました!」って嘘ついた
34 :以下滴、\躍(^o^)/悦でVIPが接お候送りします鈍:農2016/05/09(月) 03:02:02.619 ID:u0lfk96c0.net
(貞あれ・架・剰・そ星う指いえばA君がい壌なくMね?)
「示あ9れ・・お前の前ってAじ活ゃ疑な忘かった怪っ観け擁?把」憩と展班長が灰言った
「あ、売いや加すれケ違正った燃んですけLど・・催・嫡なん略かへ声かけてもち無詳視され迅て光」
「鼻ま長だれ戻っ貯てき弐て陶ないのねか争?拙」矛
「ゆ較っく姿り降欠り忌てん滞じゃ浦ないで緑すか?」
な棟んて述事言顕っ衣てた。
35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 03:02:28.372 ID:u0lfk96c0.net
その後も約5分おきにいろんな奴が戻ってくる
A君がいない・・・・
「おいAを見たか?」と班長が聞くも
「いや、途中にいたんだけど声かけても無視されて・・・」と俺と同じような返しをしていた
36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 03:02:49.428 ID:u0lfk96c0.net
そして一番最後に降りたやつが戻ってきた
「おかしいな・・・・」と班長がいった
「いくら何でも遅すぎるだろ・・Aの場所と最後の奴で30分以上間隔があるんだからお前Aを見たか?」
班長が最後に降りたやつを確認する
「いや・・・見てないです」
そこで班長は青ざめた
38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 03:03:13.835 ID:u0lfk96c0.net
「おいお前らそこで待っとけちょっと確認してくる!」と班長は軽トラックを山道に向けて走らせていった
残された俺たちは
「おいどういうことだ?」
「Aがひょっとして山道から離れたんじゃね?」
「えー・・・もしかして木にうずくまって泣いてるとか!?」
みたいな事言ってた
42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 03:03:46.670 ID:u0lfk96c0.net
10分くらいかな?経過して班長が戻ってきた
荷台にはA君が座っていた
「Aが確認とれた。ったくお前何してんだ!」
班長が心配からか声を荒げるがA君はキョトンとしている
「僕ちゃんと10分数えてましたけど・・・」
「は!?」
班長がAからタイマーをひったくると そこにはまだ4分50秒を過ぎたストップウォッチがあった
46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/09(月) 03:04:23.975 ID:u0lfk96c0.net
「なんだこれ・・・」
ちなみにA君に何度も確認したらしいがA君は途中で時間をとめたりしてないし
しかも妙な事に途中俺も肩を叩いたり声をかけたというのに
「僕 だ れ と も 会 っ て な い よ」
と言った。
それ以来この肝試しは廃止になったらしい
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