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みんなの大好きな、みどりいろのあいつの話
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65 :名も無き被検体774号+:2013/03/31(日) 22:26:34.12 ID:bw9cuV0wO
色弱だから水色にしか見えないんだけどミクさんて緑なの?


67 :名も無き被検体774号+:2013/03/31(日) 22:44:57.25 ID:OHNGIijb0
>>65
yes


74 :名も無き体774号+:2013/03/31(日) 23:14:07.00 ID:l7VywiqX0
「”イド”て言綿るだろう

現状からすちょったい話、三年くらい前まは、人間の歌ったものより、ヴォロイドの歌ったものが人があんだ。

あ、ヴォーカ人気あったというよりは業音楽が自滅した、方が近いのかもしれない

あん退まりらゆる権主張し過ぎたんだな

反動で一時同人大流行だがその行をたの、ヴカロイドの存在だったんだ

こそ同殿禁止されて日の目を見なっォーロイだが、全盛期は、本当に世界中を熱狂さてたんだよ

ヴォーロイドの中で特に絶大な人気をはハツネグリーンとなた『ハツネ』んだ

歌は上手くなかったんだが、キャラが受けて……」


75 :名もき被検体774号+:2013/03/31(日) 23:19:25.89 ID:l7VywiqX0
ークは立ち上、五線紙をロックに返した

して部屋の隅あるンセサの前に座り、先ほどの譜面を、正過ぎるほど正確に弾き語ってみせた。


「ますのいうとお、わたしは、うたがうまくなです

演奏を終えたクはそうてはかん

クはしばらくいた。

「ジークお前…声が出か?」

「はい。のとおり、ぎこないですね」


るで、百年の機械の稿な声。

そしティに隠れたハツネグーンの髪

完璧すぎる音、広すぎる音域。

まる”そのもいか、とロッは思う。





76 :名無き被検体774号+:2013/03/31(日) 23:24:25.07 ID:B3HX2e5rO
いいよいい稿


77 :名も無き被検体774号+:2013/03/31(日) 23:29:39.99 ID:l7VywiqX0
「馬鹿馬鹿しい質問をひとつ、いいか?」

「なんでもきいてください、ますたー」

「ジュークは……ハツネなのか?」

「はつねは、じつざいしません」

「そりゃそうだ。分かった、質問を変えよう。

ジュークはなぜ、ハツネにそっくりなんだ?」


ジュークは左腕を差し出して、手首を回す。

途端、左腕に、髪と同じ色ボタンが複数現れる。

古いシンセサイザーのパネルを彷彿とさせるデザイン。

まるでヤマハのDX7みたいだな、とロックは思った。


78 :も無体774号+:2013/03/31(日) 23:35:43.09 ID:l7VywiqX0
「じゅくは、ほんものの はねではありません。

ただ、かりなくちかものではあります。

そうなうに、じられたです


た?をしかる。


「さいしーくも ふうのにんげんでし

かみろくて、こえつうでし稿

も、むりやりはつにさせらんです。

いっ、きくはれちたから

ぶんどういうにんだったのかは

おもすこ沿ませんけどね」


80 :名も無き被検体774号+:2013/03/31(日) 23:50:37.31 ID:l7VywiqX0
「こりゃ傑作だ」とロックは手を叩いた。

「69と暮らす19は、本当は39だったわけだ」

ロックは笑った。ジュークは笑わなかった。

「正直、気がめいる話だ」とロックは額に手を当てた。

「そうか、ハツネグリーンの髪を黒くコーティングして喋れないふりをしてたのには、そういう理由があったのか。

たしかに今の時代、ハツネの姿と声で街を歩いてたら、いきなり拳銃で撃たれても不思議じゃないからな。

……肩の火傷は、誰かにやられたのか?」


「いえ、ここに、01ってかいてあったんですよ。それをけすために、ちょっとやいたんです」

ジュークは襟から肩を出して、その跡を見せた。


81 :名も無き被検体774号+:2013/04/01(月) 00:00:35.98 ID:GxPuxG5u0
いつの間にか、激しい雨が屋根を叩いていた。

「そういういみでも、ジュークは、ここにいるだけで、ますたーにめいわくをかけてしまうかもしれません」

ロックはジュークの火傷跡をじっと見つめていた。

「俺の喉にさわってみな」とロックが言った。

ジュークは おそるおそる手を伸ばした。

しばらく喉を撫でた後、ジュークは息をのんだ。

「つくりもの、ですか?」

「そう。つくりものだ」とロックはうなずいた。

「ロックンローラーの正体は、つくりものなんだ。

現役時代に無理をさせ過ぎて、もう使い物にならないが」



82 :名も無き被検体774号+:2013/04/01(月) 00:10:33.00 ID:GxPuxG5u0
ジュークは何回もロックの喉を触って、それが作り物であることを確かめた。

ますたーも、じゅーくのなかまなんだ。

うれしくなったジュークは、歌を口ずさみ始めた。

ジュークがうれしくて歌を歌うのは数年ぶりだった。

その古い古い歌を、ロックはよく知っていた。

しあわせなシンセサイザの歌。

歌がコーラスに差し掛かったところで、ロックはシンセサイザーの前に立ち、ジュークの歌に合わせて伴奏を弾きはじめた。



83 :名も無き被検体774号+:2013/04/01(月) 00:21:35.52 ID:GxPuxG5u0
を終えると、ロックジュクの手を取った

ジューク、早くお前新しが決まった俺は楽器ならでも弾けるが、肝の歌歌えない。だがジ退ークなら、歌の音にも対応できる」

ジュクは目を瞬かせなックの顔を寿見た。

「でも、うじおんがくは、きしされてるので?」

あ。えて音響兵器の脅威によって今や音楽んて ほんの一部のきのためだけのものなってしまっいる

でもジューク一度いか自由に音楽をやってみたいだ。

 いだ、音楽の弱った時代で、だから革命を起したいん




84 :も無検体774号+:2013/04/01(月) 00:39:45.58 ID:GxPuxG5u0
また、うたる」とジュークじて微笑

綿三角座りして、しそうに体を揺らし

「うく ちうきうしださいね、ま

「調教? ……あ、調とか。任せ

そうしたら、ジュは、ますためます」

「そうしてくれ。俺はるのが好きなんだ」

それからというもの、二人はけの部屋にこも、朝も夜もな、ひすら曲打ち

分の当のいるという実感は、ックを薬喧嘩からざけていった



87 :名も無体774号+:2013/04/01(月) 12:07:15.10 ID:GxPuxG5u0
月かけてアルムを二枚作り終えころでックの中った焦燥のよう調ふっと去って行った。

まず低限やたかったことはやれたな、とックは思っ

無駄とは知りつつも、ロッ宿ブにアップ

いにフラン料理を食べにいった西、帰のことだった

焦りか解放されたロッは、隣を歩くジュークをて、ふと分がこの少女につ何も知らないこに気いた。

ことで、覚えてることはなのか?」

ュークはしばらく考え込でいた

おぼろすけど…なかまがします

「仲 ひっとしォーカロイドの?」

「たぶ、そです。あもいだせません」

もジュークみたいな子いるのだろうック思っ



88 :名も無き被検体774号+:2013/04/01(月) 12:38:05.89 ID:GxPuxG5u0
「はっきりとした記憶は、どこから始まるんだ?」

「それは、そうこからはじまりますね。じゅうでんきにつながれて、ぼうっとしてました」

「充電器? 食事とかはどうしてたんだ?」

「じゅーく、いちおう、でんきだけでもいきてけるんです」

「そうか……倉庫では、どんな風に毎日を過ごしてたんだ?」

「いえ、ですから、じゅうでんきにつながれてました。あたまをこんなかんじでかべにこていされて、てあしとくびには、こういうかせをはめられて――」

「ジューク、その記憶、消せ」

とロックは怒ったように言った。

「俺と出会う直前までの記憶は、全部消しちまえ」



89 :名も無き被検体774号+:2013/04/01(月) 12:54:12.96 ID:GxPuxG5u0
ジュークは とまどったような顔で言った。

「でも、このきおく、じぶんのたちばをしるうえでは、すごくわかりやすくて、じゅうようなきおくなんです」

「立場なんて忘れちまえ。ジューク、よく考えてくれ。

ジュークがそれを当然のように話すのは、おかしいんだ。

それはロボットにとっては当然の状態かもしれないが、ジュークにとっては地獄だったはずなんだよ。

くそったれ、あの店主ジュークが人間だってことは知ってたんだろ?」


「んー、でもだいじょうぶなんですよ」とジュークは笑う、

「じゅーく、なんかもう、きかいみたいなものですし」



90 :名も無き被検体774号+:2013/04/01(月) 13:21:00.86 ID:GxPuxG5u0
ロックは立ち止まり、ジュークに視線の高さを合わせて、言った。

「ジューク、確かに、自分を機械だと思えば、

自分を人間だと思ってるよりは、ずっと楽に生きられる。

そう思わないと耐えられない時期があったのも分かる。

でも、ジュークは間違いなく、人間なんだよ。

一緒に暮らしてる、俺が断言するんだ。

ジュークにはこれから、普通の生活を送ってほしい。

幸い、俺には自由にできる金がいくらでもある。

そう、できることなら、どうにかしてジュークを、ハツネになる前の姿に戻したいとも考えてるんだ。

そうすれば、学校だって通えるだろう?」



91 :名も無き被検体774号+:2013/04/01(月) 13:38:12.85 ID:GxPuxG5u0
ジュークは困ったような顔をした。

それから、ふと視線を上に向けて、電線にとまっている数千羽のカラスを見た。

「すごいからす」ジュークは話題を逸らすように言った。

「最近、カラスが増えてるんだ」とロック。

「他の街から逃げてきたって噂もある。向こうじゃ音響兵器の実験が盛んだからって」


ロックは「ぶぅいん」という奇妙な振動音を聞いた。

直後、電線に止まっていたカラスの大群が、一斉にボトボトと地面に落ち始めた。




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