2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
easterEgg easterEgg
 
 
 

Pickup

 
 
 
 
 
 
 

おすすめ記事1

 
 

渦人形に襲われた話
(2ページ目)  最初から読む >>

 

\ シェアする /


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 15:47:44.62 ID:CVKn8iDV0
270 :本当にあった怖い名無し:2011/05/20(金) 21:02:19.49 ID:x83Y3WRH0
学校へ到着すると、生徒会などで使っている会議室に呼ばれた。

会議室に入ると、A也、B太、それにC広とD幸までいる。


更に、うちの学校とC広たちの学校の顧問の先生たち、それと見た事の無いおじさんたちも数人いた。

まず、顧問の先生のうち1人が話し始めた。

要約すると、E介にまた同じ症状だでたらしく、とある場所に運ばれたらしい。

そして、俺達に「昨夜おかしな事はなかったか?」と聞いてきた。

俺はすぐさま昨夜のあれを思い出し、「あのー、深夜になんか変なのが俺の部屋を覗き込んでるのが見えて…」と事情を話した。


A也、B太、C広、D幸には特に異常はなかったらしい。

するとC広が、

「そういやお前(俺)さ、あの家の中で、階段の上眺めながらボーっとしてたよな? あれ関係あるんじゃないか?」

と言い出した。



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 15:47:56.74 ID:aow26l5T0
どんどん頼む


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 15:48:15.72 ID:CVKn8iDV0
271 :本当にあった怖い名無し:2011/05/20(金) 21:02:59.21 ID:x83Y3WRH0
そういえば…

俺は あのときの事を思い出し、皆に「あの時さ、変な笑い声みたいなのと、なんか子供の姿見たよな?」と聞いてみた。

しかし みんなは、声はずっと聞こえていたけど、子供の姿は最初のドアのところで見ただけで、家の中では見ていないという。


俺達がそんなやり取りをしていると、さっきまで黙っていたおじさんが、事件の詳細を話し始めた。

非常に長い話だったので要約すると。


俺達がであったのは、『ひょうせ』と呼ばれるものらしい。

これはあの土地特有の妖怪のようなもので、滅多に姿を見せないが、稀に妊婦や不妊の家の屋根に現れて、笑い声をあげるらしい。

そうすると、妊婦は安産し、不妊の夫婦には子供が産まれるという、非常に縁起の良いものだそうな。


ただし、理由は全く分からないが、数十年に一度、なぜか子供を襲い憑り殺してしまうという、厄介な存在でもあった。

ちなみにあの家は、全くいわくも何もなく、ただ『ひょうせ』が偶然現れただけの場所なのだが、『ひょうせ』が子供を憑り殺そうとした場合、それに対する対抗策があり、

『ひょうせ』が最初に現れた場所に結界を作り封じ込め、簡易的な祠をつくって奉ることで、殺されるのを防ぐ事ができるらしい。

合宿所から帰る直前、俺達が見たのは、その封じ込め作業だったわけだ。






21 :以下名無しにしてVIPがお送り2013/01/08(火) 15:48:49.96 ID:CVKn8iDV0
272 :本当にあった怖い名無し:2011/05/20(金) 21:03:29.67 ID:x83Y3WRH0
おじさんは続けて、ただ今回は何かおかしいのだという。

普通、祠をつくって奉れば それで終るはずなのだが、今回はどういうわけだが逃げられてしまって、E介がまた被害に会い、しかも俺のところにまで現れている。

それに、そもそも現れるだけでも珍しい『ひょうせ』が、自分達の村と その周辺以外に現れる、というのも全く前例がないうえに、『ひょうせ』が前回子供を襲ったのは20年ほど前で、早すぎるのだそうな。


ただ、おかしいおかしいといっても、現実に起きてしまっているのだから仕方が無い。

俺達は学校で、村から来たお坊さんに簡易的な祈祷をしてもらい、お札を貰って、「君たちはこれで大丈夫だろう」と言われ帰された。

ちなみに、E介に関しては、暫らくお寺で預かって様子を見て、その間にもう一度祠を建てて、『ひょうせ』を奉ってみるとの事だった。

学校から帰された俺達は、各々迎えに来ていた親に連れられて帰る予定だったのだが、話し合って、ひとまず学校から一番近い俺の家に全員で泊まることにした。

安全と言われていてもやはり不安だし、全員でいたほうが少しは心細く無いと思ったからだった。

その夜、俺達が部屋でゲームしていると、

コン…コン…コン…コン…と、窓を規則的に叩く音がした。



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 15:49:21.85 ID:CVKn8iDV0
273 :本当にあった怖い名無し:2011/05/20(金) 21:04:40.52 ID:x83Y3WRH0
さっき説明した通り、俺の部屋は車庫の上にあり、壁もほぼ垂直なので、よじ登って窓を叩くなどまずできない。

しかも、その窓は昨晩、例の子供が覗き込んでいた窓だ…

状況が状況だけに、全員が顔をこわばらせていると、B太が強がって「なんだよ、流石に誰かの悪戯か風のせいだろ?」と、カーテンを開けようとした。

俺は大慌てでB太に事情を話し、カーテンをあけるのを踏みとどまらせた。

窓を叩く音はまだ続いている。

D幸が、「やっぱ正体確認したほうがよくね?分からないままのほうが余計こえーよ…」と言ってきた。

たしかに、何かその通りな気がした。


なんだか分からないものが一晩中窓を叩いている状況なんて、とても耐えられそうに無い。

俺達は階段のところまで移動し、カーテンを少し開けて、隙間から俺の部屋を見てみた。


いた…


昨日のあれが、やはり昨日と同じように首をらしき棒を伸ばし、窓から俺の部屋を覗き込んでいる。

そして時々、コン…コン…と頭を窓にぶつけている。



23 :下、名無かわましVIPがお送します:2013/01/08(火) 15:49:54.09 ID:CVKn8iDV0
274 :本当にあったい名無し:2011/05/20(金) 21:05:45.22 ID:x83Y3WRH0
「ホホホ…ホホホホ…」という、例の抑揚の無い笑のもこえてきた。

正体はれだ

異様な光景だっ

して、昨日は気付かなかったが、あれは子言うより、和服を来た人のよだった。

頭が窓にぶつかる、人の頭と言うより、中洞のな音だ。

C広が、「ひょうせって、もう一度封めたんじゃねーよ…」と呟た。

その俺の親父が騒ぎに気付い、「お前らってるんだ?」と階段を上がっきた

その声にたA也が、思わずを窓にぶつけて、ドン!と大きな音てしまった。



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 15:50:25.32 ID:CVKn8iDV0
278 :本当にあった怖い名無し:2011/05/20(金) 21:25:44.15 ID:x83Y3WRH0
"それ”の棒の先にある頭だけが、カクンッという感じでこっちを向いた。

俺達は顔をはっきりと見た。

"それ”はおかっぱ頭で、笑顔の人形だった。

ただし、ただの人形ではない。

顔は人形特有の真っ白な肌なのだが、笑顔のはずの目は中身が真っ黒で、目玉らしきものが見えない。

口も同じで、唇らしきものもなく、そこにはやはりぽっかりと真っ暗な、三日月状の穴のようなものがある。

それでも、目や口の曲線で、『にっこり』と言う感じの笑顔だと分かるのが余計に不気味だった。

親父が、「だからお前ら何やってるんだ?」と、窓のところに来てカーテンを全開にすると、それはサッ!と屋根の影に隠れて見えなくなった。

が、親父にも一瞬、何かがそこにいたのは分かったらしい。

親父は大慌てで1階に降りると、携帯でどこかに電話をし始めた。

どうやら、昼間祈祷をしてくれたおぼうさんや、おじさん達の連絡先を聞いていたらしく、そこと顧問の先生のところに電話しているらしい。

その後、影に隠れたきり、"それ”は二度と姿を現さなかった。



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 15:50:57.69 ID:CVKn8iDV0


279 :本当にあった怖い名無し:2011/05/20(金) 21:26:15.67 ID:x83Y3WRH0
朝になり、昨日のおじさんたちや顧問の先生などが俺の家に来た。

とりあえず異常事態ということで、全員を合宿所近くにあるお寺まで連れて行くという。

みんなの親たちも俺の家に来たのだが、

おじさんが「被害が更に拡大するといけないから、親御さんは来ないほうがいい」と言うことで、行くのは俺達だけになった。

俺達は着の身着のまま車に乗せられ出発した。


昼前にお寺に到着した。

お寺に入ると、ジャージ姿でゲッソリとした感じのE介が、俺達を出迎えた。

E介によると、あれから色々あったが、なんとか今のところは助かっているらしい。

本堂に入ると、お坊さんと昨日のおじさんが、昨晩の出来事を詳しく教えてほしいと言ってきた。

俺達が順番に状況を話していると、人形の姿の説明のところで、

おじさんが「ちょと待った、人形?首が長い?何の話をしているんだ?」と驚いた顔で言ってきた。

そして、俺達が昨日みた人形の姿を改めて説明すると、

お坊さんと、
「いや、これはひょうせじゃないぞ、どうなってるんだ?」

「おかしいとおもったんだ。色々辻褄が合わない」

と、2人で話し合い始めた。



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 15:51:28.41 ID:CVKn8iDV0
282 :本当にあった怖い名無し:2011/05/20(金) 22:02:49.91 ID:x83Y3WRH0
て暫ら合った後、に状況を説明してれた。


結論から言えばひょうせ』に憑りれていというのは全くの勘いで、ども俺達に付き纏っているの正、全く別何か西しい

は、今更そはねーだろ…と思った。


おじさんが続け

最初状況を聞い簿たとき、

・子供ような姿

い声

生徒がおかしくなって笑いながら泣い

・村の近

と言う状況から、『ひょうせ』だと思ったら今詳しく話を聞いと、ひょせ』しわと症るが、姿形がるで伝承過去の目証言と違うらしい

そもそも『ひょうせ』という子供くいの姿をした毛むくじゃの猿姿でも着ていないしっぱ頭でもないし然、首もびたりもしなうだ

声も俺達の聞いたようようの無い機なものではなく、笑い声も、猿の鳴き声に近いとの事だ



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 15:52:00.01 ID:CVKn8iDV0
283 :本当にあった怖い名無し:2011/05/20(金) 22:03:27.31 ID:x83Y3WRH0
俺達は途方にくれてしまった。


ぶっちゃけ、この寺に来れば全部解決すると思い込んでいたのに、今更「なんだかわからない」では、どうしたらいいのか…

室内が重苦しい雰囲気になり、皆しばらく沈黙していると、お坊さんがこう言ってきた。

「とりあえず、何か良くないものがいるのは間違いない。

少し離れたところに、こういう事に詳しい住職がいるので、その人を応援に呼んでくる。

暫らく皆、座敷でまっていてほしい」


そういうと、車に乗りどこかへ行ってしまった。

俺達は座敷に通され呆然としていた。

おじさんはしきりに どこかへ電話をし、かなりもめているように見えた。

夕方になり、お坊さんが別のお坊さんを連れて戻ってきた。

お坊さんが戻ってくると同時に、さっきのおじさんが携帯を片手に「えらい事になった!」と、お坊さんのところに走り寄って来た。

話を聞いていると、どうも村の子供が1人、E介と同じ症状でいるところを発見されたらしく、これからこっちへつれてくるという。

この寺のお坊さんが俺達に、

「とりあえず後で話をするから、ひとまず君たちはさっきの座敷で待っていてくれ」

というと、大慌てで2人で本堂のほうへと歩いていった。



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 15:52:35.78 ID:CVKn8iDV0
284 :当にあった怖い名無し:2011/05/20(金) 22:03:57.88 ID:x83Y3WRH0
から15分ほどすると、ワゴン車がやきた

車の中からはE介ときと同、けたたましい笑い声する。

の扉が、中か数人の大人、笑い声を上げる以外身動き一つし学生運び出され堂へと連れて行た。

暫く本堂の中から

アハハハハハハハハハハハ」とう、笑お経を読む音が聞こえていた、それも10分らいで収まり静かにった。

れか15分ほどすると、お坊さん2人が俺る座敷に入ってきて、色々と説明し始た。

さっ供のほうは消が激しいので、本堂団を敷いて そま寝せているらしい。

援でやって来たおさんによと、ど話を聞い さっきの子供の様子見て霊や妖怪のよものではな、何らの呪物因で

特に根拠があるはない的にう感るらしい。



31 :以、名しにかわりまVIPがお送りしす:2013/01/08(火) 15:53:08.95 ID:CVKn8iDV0
285 :本当にあっ無し:2011/05/20(金) 22:04:37.89 ID:x83Y3WRH0
そして、の類とすと、と前、恐で呪物と君たちの縁をてしまえばかなるのではいか

そしてればの人形も供養してし、とのことった


とりあえずそういう話でままっも それで解決できるならくしてほいと、話がまとまた。


と、その前に、俺はずっと我慢たのだがトイレに行きたくなった

情を「でも一人じゃなぁ…」と思ると、他の全員慢し簿いたらく、結局6人で連れションすることになっ

からの堂へ続下をいると、どからか「ホホ…ホホホホホ」という、例の無い聞こきた。

所はらないが、あれがすぐいるようだ

C広が近くにいるよな…というと、A也ぞ、やくね?」した。

たしかにかなり近いでも姿は見

後尾にいE介D幸が、「やばく本ろ!」と、窓の上のほを指差しなんだ





>>次のページへ続く





\ シェアする /


関連記事

 
 
 
 
カテゴリー:不思議・怖い話  |  タグ:オカルト・ホラー,
 

 
 
 
 
 
 

こちらもどうぞ

 
 
 
 

おすすめ記事1

 
 
 

おすすめ記事2

 
 
 

おすすめ記事3

 
 
 
 
 
 

新着記事