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「機械と少年」
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299 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/24(日) 01:19:31.75 ID:0GMD48O3P
湖の水面が割れ水が排水されていく
そして干上がった湖の底に現れたのは巨大な鉄の扉
それがゆっくり、重そうに開く
そこは人類軍の・・・ハイドラの秘密工廠
最近までハーキュリーが帰還していた場所でもある
しかし今はハーキュリーよりも巨大で凶悪な物が扉から出てきた


γ「これは・・・メルダー?」

β「いや、メルダーの3倍は大きい?」

α「これはメルダーをより凶暴に発展開発した世界最強の機械兵・・・!」

α「名はラーゼン・メルダー!」


ラーゼンは目に光を灯し真っ直ぐに本部基地を睨む


δ「これは・・・ADAMからの?」

α「左様・・・ADAMからの贈り物です」


ラーゼン・メルダーが遂に立ち上がった
その姿は完全な人型
巨大な脚で地面に立っている
ボディもそれを動かすシステムも
到底人類には真似できない領域だ



302 :名も被検774号+:2013/11/24(日) 15:56:20.93 ID:vZwAOyQ40
wktk



---------------------------------------------------------------------



306 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/25(月) 00:41:35.40 ID:1LgI5eQWP
本部基地

実村『制圧完了です。作戦しゅうr・・・』

勇「ん?通信が途切れた・・・?」

実村『緊急事態!目標エリアに熱源接近っ!』

ゴート「生き残りか?」

実村『メルダー・・・?』

しばらく沈黙

実村『機種は既存のメルダータイプ!しかし・・・』

ゴート「しかしなんだ!?」

実村『かなりの大型です!』

それと同時に遠くで地響きが聞こえ始める

ミーラ「・・・距離は5700!」

ヴァルゴ『こちらエアーホルンチーム!今輸送機の中だ!』

ゴート「どうした!?」

ヴァルゴ『敵機を視認した・・・!数は1!でもすげぇ大きさだ!』

勇「メルダーなら紛れもなく機械軍だ!今すぐ迎撃に!」

ヴァルゴ『迎撃とかそんな規模じゃねぇ!!メルダーの3倍はあるぞ!』




307 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/25(月) 00:50:00.36 ID:1LgI5eQWP
副司令『っ・・・しかしここで引くわけにはいかない!後ろには本国が!』

風吹『そうだ!例え基地が機械軍と繋がっていようと
   都市は紛れもない人類軍のものだ!』

そんな俺たちよりも早く行動を始める者たちがいた

「ソルダート隊!行けるな!?全機発信!!」

「チームニードル!発信準備完了!」

「チームメフィスト!同じく!」

この基地の兵士達だ

「あんたらが俺たちの基地を攻めた理由は分かった。
 ・・・頼む、今度は俺たちを手伝ってくれ!」

「俺らは人類を守るために戦ってきた。あんたらもそうだろ!?」

ゴート「・・・勿論だ」

実村『全機!次の目標を接近中のメルダーに指定!目標の破壊が目的です!』

ヴァルゴ『よぉし!野郎ども!今度は出番がありそうだぜ!』

ヴァルゴの部隊が輸送機から放り出され迎撃に向かう

ミーラ「私らも行くよ!」

ゴート「ああ」

ウェルス「俺もうクタクタ・・・」

ガイウス「文句言うな」




308 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/25(月) 00:59:54.08 ID:1LgI5eQWP
勇「・・・俺は装備の換装を!」

クロム『Cユニットね?リートもスタンバイOKよ!』

リート『新しいEJでパワー満タンです!』

この展開は実は予想していた
確かに大型メルダーが来るのは予想外だったが
何かしらの反撃はあると思っていた
そのためのヴァルゴたちエアーホルン部隊でもある
素早く降下してきたクロムの輸送機に
ヴィントを突っ込ませ今のユニットを分離する

リート「頑張りましょうね!」

勇「敵はかなり大きい。正直撃てば当たると思うのだが・・・」

リート「むぅ・・・それじゃぁ私はいらない子ってことですか?」

勇「いや、一緒に居るだけでも少しは役に立つかもしれん」

リート「そ、それって・・・」

整備A「行けます!」

勇「よし、発進する!」

少し重く、遅くなったヴィントでブラウの隊列に加わる

ミーラ「確かに、あれ相手じゃ速さなんていらないかもね」

既にメルダーはここからでも見えていた



309 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/25(月) 01:05:18.20 ID:1LgI5eQWP
白銀装甲巨大な人

かし沿人間より足しりしていて尾のようなものも

ウェルス「尻尾・・・?何のめに?

ゴート「少なくとも飾ぇな

!とりあえずに集中砲!」

ート「はい!

ヴィントとリンクし準を合わせ
トリガーを引きサイルがっ直メルダーの頭部に向かう
かしメルダーは寸前でメラを守り厚いで頭部を
意外と反が早かった
巨大だからといってではうだ

して この砲撃開戦の合図となっ



310 :名も無き被検体774号+:2013/11/25(月) 01:29:32.86 ID:CvMexNQ20
wktk




--------------------------------------------------------------


347 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/30(土) 00:25:39.75 ID:AV9nlJYGP
α「始まったようですね」

γ「やはり本部基地も参戦したようですな」

β「それは元より計算通り。我々には必要のない物です」

あのメルダーは基地を襲撃するように制御してある
目的は基地の完全破壊だ

δ「確かに・・・もうあれが完成すれば必要のない物ですな」


さて、人類軍の勇敢な兵士達よ
お前らがメルダーの初の餌食だ
存分に楽しませておくれ




----------------------------------------------------




348 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/30(土) 00:32:56.99 ID:AV9nlJYGP
基地から少し離れた戦場

ゴート「砲撃を右脚部に集中!とにかく足を止める!」

勇「聞こえたな!?脚部に集中砲火!」

リート『了解です!』

メルダー装甲は驚異的だった
攻撃の殆どが当たっても弾かれてしまう

ウェルス「化け物かよ・・・」


そもそも有効な攻撃が位置の低い脚部にしか当たらないのも苦しい
上半身はほぼ無傷だ
完全な人型メルダーが立つとここまで攻めづらいものだったとは・・・


ヴァルゴ「撃っても意味がねぇなら斬るしかねぇだろ!!」


カッターを引き抜いてメルダーにアタックするホルン隊
メルダーの無数の機関砲が弾幕を張り接近を拒む


勇「近づけたく無いようだな」

リート『弱点見え見えですね』

恐らくこの装甲は以前の雲型メルダーの物と同じで砲撃には強く切断には弱い

勇「だが近づけない・・・どうする!?」



349 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/30(土) 00:42:13.33 ID:AV9nlJYGP
ズンッ・・・ズンッ・・・!!


重い足音を響かせながらメルダーは進む
その先には本部基地


ヴァルゴ「都合が悪くなったら基地ごと始末・・・ってか?」

勇「リート!メルダーをスキャンだ!」

リート『スキャニングセンサーアクティブ!スキャンを開始します!』


このクロムユニットには新たに各種センサーが増設されていた
ほぼソルダート級のセンサーを持ち合わせている


リート『完了しました!』

どうやら動力は胸にあるようだ

勇「あの装甲なら切り裂ける・・・なんとか転ばして切り刻めば・・・!」

実村『メルダー!最終防衛ラインに到達!!』

勇「時間がない・・・!」

その時、メルダーの動きが止まった

ゴート「何だ・・・?」

頭部のした半分が展開し中から・・・

ミーラ「電子レーザー砲!?」

恐らくあのレーザー砲の射程に基地が入ったのだろう

勇「まずいっ・・・!!」

ここで基地を破壊される訳には!!



350 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/30(土) 00:48:52.54 ID:AV9nlJYGP
メル部が輝きめる
発射まで十数秒・


ート「ガイウス!ミラ!ウェル加ブースタげつ!」

ラ「なほど!

ェルばいいだろ!?」

イウ「了解!


4機ブースター付ィントがメルダーの背後か
関砲が弾幕をが速度は緩めな


ゴートート!タイミ

リーの演算処理シスムが一番良くダメーを与えられる距離を算出す

リート『6!5!4!3!2!1・・・』

「今だ!!」


4機のブスターが切り離ルダーの脛に向かってい
早く進路をげ脱出する
ダーかーザが放たれうとした瞬間だった


ドドドドォォン!!!


連続爆発
メルーは膝から崩れ落ち、
レーザ基地の手の地面に突刺さっ




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