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バイト帰りに出会った女子高生との数年間の話
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131 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 01:54:42.84 ID:Q5UKg1qg.net
「?おにいさ、うわ!」

少し強引に白石を抱きしめる。

「・・・ごめん、痛くないか?」

「ううん・・・もう、遅すぎ・・・私だけ期待してるみたいで不安になっちゃうよww」

「うん、ごめん。」

「だめww許さないよ。」

「・・・どうしろと?」

「・・・言わせるのは無しだよ?」

いつかみたいに白石は目を瞑った。

小さく戸惑って、抱きしめていた手を緩めて右手を白石の後頭部に添える。

緊張して、動悸が激しくて、加減が出来なくて強引に引き寄せるようになってしまって、いつも見てきた顔が近づいてきて、始めてのキスは勢いが強すぎて歯と歯がぶつかってしまった。

「白石さ、ホントに・・・俺で良かった?」

一息ついて聞くと白石は唐突に言った。

「んー?なんで?」

「いや・・・白石可愛いしいい子だし、だから、もっと他の奴の方がよかったんじゃないかなー・・・って思って・・・」

「お兄さんいい人だし面白いし言うほどカッコ悪く無いと思うよ、それに、その・・・」

「うん?」

「お兄さん『で』良かった、じゃ、なくて、お兄さん、『が』、良かった、かな・・・」

はにかむ様な口調で気持ちを伝えてくれる白石。

俺も俺で赤面しているので恥ずかしいが白石が伝えてくれたのだ。

俺も伝えなければならない。気持ちは言葉で伝えなければ理解できない。

「俺も、『他の誰か』、じゃなくてお前で、お前が、良かった。」

モテない、軽口しか叩けない男が精一杯気持ちを伝える。

何とかかんとか言い切ると白石は笑いながら「可愛いなぁ」なんて言って抱き着いてきた。

幸せって言うものが理解できた気がした。



140 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:35:55.25 ID:Q5UKg1qg.net
「伊達。その・・りがとな。」

突とえば突に、伊達に言った。

?どした、改まって、気色悪い。」

何か悪かたな・

「いや、、迷惑かけて来ぁと・・・」

「礼な口じゃなくて行動。飯奢

良い奴いったところはにはっきりとしてい

まぁいなら。」

「・・・意外だ。いつもならるのに。何かいい事でもあか?あれか?白石ちゃんと付き合うことになっとかw」

・・

「え、おい、マジか・・?便

「すまん、の遅くなっ

「て小島とうとうやったな!よ!みんな呼ぶぞ!」

ンチだろかと身構え。まあ彼らなり祝福なのだから 受け入れはあ

「めでたいぁ!遂に年=彼女いない歴!祝うぞ!みんなくても俺が一人で祝う!」

「何だよ・・・」

力なく突っみながら騒ぐ伊達に笑いけるそんなに邪気の無尿顔で嬉しそうにしてるら何なくなるじゃなか。

ほら、午後の授ボるぞ!宴会だ!」

「はいは

りも今くらい良いかなんて思、こいつの優しさ染みて、顔を洗いに行ったレかなかった。




141 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/2016/09/10(土) 10:39:40.67 ID:Q5UKg1qg.net
付きってから一日流れは、大の講けに行バイ寿トのある時バイトをて公で白石と会ってからに行っ強し談しするうな日々を送てい

そういえば白石もら誕日だ何かしいものとかいの?」

2月のもうすかり季節は冬にな

の日も うちに遊、もとい勉強しに来て白石に思い出したうにどこかの会話の中らりと出た様気がして確認綿ために聞いてみたのだった


うんお兄さ私の誕生日は3だよw」

あれ?そうだっけ?・誰かのと間違えな・・・

「いいよ別にwで急にどう退たの?

その、近いんだっ便ら祝った方がのかな、思って・・・」

笑う白石。

「ふーん・・・そっ・・・」

んだその顔は・」

尿端をて眼が細くなるいのイタズラを考えたときの姿

にーww可愛いなと思ってさ

・男言葉かねw

そういながが緩んでが判を逸らす。

それを見れて白石からまた「ぁww」なんて笑われた。



142 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:42:05.92 ID:Q5UKg1qg.net
「なぁ小島君。一ついいかな?」

「はい?どうしました店長?」

「この前 僕は小島君から聞いたと思うんだ。『店長の言葉で彼女ができた。背中を押された。』って。」

「そうですね。言いました。」

ジャムさんの言葉も後押しになったし相談にも乗ってもらっていたので一応報告する必要はあると思って、伊達同様ジャムさんにも白石の話はしていた。

「じゃあ聞くがね?・・・なんでクリスマスイブに君はバイトしてるんだい?」

「何でですかね…」

俺が聞きたい状況である。

いや、そりゃ俺だって この日が空くように店長に掛け合ったり同僚に聞いたりしていたしスケジュールは万事合うようにしていた。

していたはずだが・・・

「福士君(前にも出たがイケメンの同僚)が穴あけたりしなければ こんなことにならなかったと思うんですよ・・・」



143 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:43:52.23 ID:Q5UKg1qg.net
穴をあけた理由がしかも「彼女とデート!」なんて言って この街から離れていると聞いた時は殴り倒してやろうと思ったが、困ったような店長の声を聞かされては俺としても行かない訳にはいかなかった。

「呼んでしまった僕も悪いんだがね・・・しかし小島君も言ってくれれば他を当たったりしたのに・・・」

「店長には色々世話になってますからねwwまぁもうちょっとですし!」

そうは言っても あと一時間少しあるのだがと思ってそわそわする。

しかしジャムおじさん、あなたが悪いわけじゃない。元凶は福士君だ。やはり爽やか系のイケメンは信じてはいけないらしい。

気になってまた時計を見る。

「・・・やっぱり気になるかね?」

「・・・・・・少しだけ」

嘘で誤魔化しても この人はつけ込んでこないだろうがそうするのも気が引けた。

「・・・私もね、同じような経験があるんだ。ただ僕は小島君の方じゃなくて彼女の方と同じ立場でねw約束してたんだけどやぶられてしまってねえ。」

しみじみと語りだす店長。口をはさむこともできず黙って聞く。



144 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:46:24.45 ID:Q5UKg1qg.net
「何も待っ『もう帰ろうか、やもょっと』って回も考てたよw」

店長・・・」

・・湿っぽなってしまっww!もうこんな間かい?小島君、お疲れさま!」

え?いや、そ・・・

を見る。ジャスト一時間残っている簿

「私らのクリプレゼント一時間分だよw

店長・」

し訳なさしさが染み。涙。最近涙もろて堪らない

っといで!日に呼び出してしまっお詫よ。あそれとねスマスケーキの庫が幾つか余ってねw 誰かが持って行ってもw」

「・・今度お返しします・

んだ目で言て頭を下げる。店長は いつもりさに優目で笑いかけてくれ




145 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:49:19.42 ID:Q5UKg1qg.net
「着たー!」

街に珍しい吹雪によって阻まれながらなんとかアパーえるところまできた。

中々に大変でいつもの時間がかかっった

・・?あれ、もしかし・・

を細めるとドアの前で立っている人影を見つける

ケーキもあるので走りはない出来るく速を上げる

やっぱり!白石!

あ・兄さん・・

「何ってだよ前!風邪ひくろ!」

頭に大量。ずっと待ってくれていたんだろう。よく見れば頬が赤くっている。

バカだなぁ・・・ほ雪払っ家はいるぞ。」

そう白石の頭や肩の雪を払う

「え

「・・だよ

「待っててかったなぁてww いつり優しい、いつもよ気がくみいだし

口元を隠しながが笑う。俺の手の中箱。

湿・・・今お前軽口えるど余ないよ・・・ほら、早く入るぞ。」



146 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:50:46.80 ID:Q5UKg1qg.net
「でもごめんな。連絡しようともしたんだが雪の中でケータイがうまく使えなくて。」

「ううん。大丈夫・・・っくしゅん!」

心なしか白石の顔が赤い。

「あー、もうほら!風邪ひいたかもだぞ?ほら、少し顔寄せろ。」

「えー、チュー?ww」

額に手を当てながら体温を測ると小さく白石が笑った。

「・・・後でな・・・ちょっと熱あるかもだな。薬出すか・・・つか顔冷えすぎだ。結局いつから待ってたんだよ?」

「約束の時間からだから・・・一時間弱とか?」

・・・本当に店長に感謝だ。流石にもう一時間もしたら確実に風邪をひいていただろう。

「お前なぁ・・・あんまり心配させんなよ・・・」

「うー・・・ひっぴゃんにゃいでよ・・・」

両頬を引っ張る。冷たいが柔らかくて伸びる。

・・・意外に楽しい・・・

飽きが来ずに遊べそうだがこらえて立ち上がる。

「水と薬持ってくるから待ってろ。こたつの電源入れとけ。」

「うん・・・えへへーww」

会ってから終始にやけっぱなしの白石を置いて台所に行く。コップに水を入れるが白石に持っていく前に俺が飲み干す。

幸せそうな顔しやがって!



147 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:52:41.54 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・ほれ、薬。」

若干ぶっきらぼうだが これ以上は無理である。俺の目には毒だ。

「あ、うん。ありがと・・・」

「ほら、コートよこせ。マフラーも。」

「うん。」

「あと上着とズボンと・・・」

「それはダメ!」

「下着は?w」

「ならいいよ?ww」

「おい!」

ようやくいつもの調子に戻る。


「そうだ、ケーキ貰ったんなら切ってこなきゃな。ちょっと待っててくれ。」

「あ、私やるよ?」

「いいから、休んでろ。お前風邪引いたら看病に行くの大変だろうが・・・」

「・・・優しすぎww」

「うっせwとりあえず少し休んでろ」


白石の頭を乱暴に撫でながら言うと目を細めて黙って従った。

一応の買い物を済ませてはあったが「私が料理するよ!」と言っていた白石を休ませるとなると俺の料理スキルの出番になるが、自炊など米を炊いて味噌汁を作る程度しかしていない俺ではキツイ。

「あー・・・白石さ、一緒にやらん?」

「ギブアップ早すぎだよwwまあいいやお薬飲んだしww」

そんな感じで白石には申し訳なさを感じながら二人にしては少し狭い台所に立って料理を始めた。




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