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「機械と少年」
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428 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/09(月) 01:32:13.70 ID:TIGYXO4iP
勇「と、いうことは元はシュトロームの?」
ノール「その通り」
勇「だから規格が同じなのか!」
ノール「何も知らんとふじぎじゃろぅ?」
勇「リーベルン機構とスルホッズ機構を使い分けようと考えたのは?」
ノール「それもわし」
勇「すっげぇ!」
リート「おーい・・・おーい!」
クロム「応答なしね。・・・リート、あんたヴィント動かせる?勇のヴィントを工廠まで運んであげて」
リート「はぁ・・・仕方ないですね・・・」
リートがヴィントを起動させた瞬間
『ようこそ。リート』
リート「え?」
ヴィントから直接リートに文字が送り込まれた
リート「今のは・・・あなたが?」
『・・・・・』
しかしもうヴィントはうんともすんとも言わない
クロム「どうしたの?」
リート「なんだか今ヴィントに話しかけられた様な・・・」
クロム「何言ってんの?」
リート「私もよくわからないんですけど・・・『ようこそ』って」
クロム「ふ〜ん・・・」
ヴィントの操作パネルをいじるクロム
クロム「特に何もないわね・・・。気のせいとか?」
リート「気のせいって・・・私ロボットですよ?」
クロム「なら誤作動ね。あなた一応元旧型なんだから」
リート「なんか旧型って悪口みたい・・・」
はたしてリートの違和感は・・・?
------------------------------------------------------
435 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/11(水) 01:06:26.08 ID:ONMLkxe7P
エアーホルン演習場
ノール「んじゃやっとくれー」
勇「了解!」
ノールがVT2の性能を実際に見たいというので演習場に来ていた
ヴィントが加速し、すぐに限界速度に到達する
ノール「ふぅむ・・・予想より速いのぉ」
更に変形し爆烈的な加速でコースを回る
ノール「おぉ!あれが超加速モードか!」
クロム「兄さんの自信作なのよ」
ノール「兄さん?・・・ドレッドか!あいつもやりおるのぉ!」
ノール「じゃがあれじゃぁまだまだ・・・」
クロム「え?」
ノール「最初はどうか知らんが既にあのヴィントは
あの勇とかいう若者の能力に完全に答えておらん」
クロム「そう・・・かしら?」
ノール「もーいいぞー!」
勇『はい!』
ヴィントが速度を落として停止する
ノール「勇、お前このヴィントをどう思う?」
勇「はい?」
436 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/11(水) 01:11:17.19 ID:ONMLkxe7P
勇「素晴らしい機体だと・・・」
ノール「そんで満足か?」
勇「え・・・?」
ノール「確かに足は速いが・・・兵器としてはどうだ?」
勇「・・・・」
ノール「ちと難しかったかの」
勇「・・・兵器としては・・・余り良いとは・・・」
クロム「え!?」
ノール「だろうなぁ」
クロム「ちょっと!それどういうことよ!」
勇「ヴィントとしては最高なんだ・・・。
だけど兵器としては最悪だ」
クロム「どういう・・・」
ノール「扱いづらいんじゃ・・・このヴィントは」
クロム「・・・扱いづらい?」
勇「確かにスペックの上昇は大事だ。
・・・でもスペックの上昇は乗り手の技量に寄っては逆効果になる」
クロム「・・・」
ノール「ここに来て良かった」
ニヤリと笑うノール
437 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/11(水) 01:18:06.88 ID:ONMLkxe7P
ノール「ヴィントセカンドの量産機計画の最終チェックをしとるとこなんだが・・・こりゃやり直しだな」
クロム「まじかよ・・・」
ノール「誰も使えないんじゃぁ仕方なかろう?先行量産の5機は勿体無いがな」
クロム「あぁ〜・・・また仕事が増えるのね・・・」
勇「なんか・・・・ごめん」
その時・・・
兵士「緊急!!飛行型機械兵と思わしき機影3!この演習場に接近中!!」
勇「なんだと!?」
いきなりの出来事に思考が追いつかない・・・
クロム「・・・勇!VT2を!」
VT2・・・
そうか!
勇「ハーキュリー・・・!!」
ノール「ハーキュリー・・・?あの化け物機械兵か!?」
勇「とにかく俺はここを離れて敵を引きつける!!」
クロム「待て!危険だ!ここは一旦全員で退却を!」
勇「相手はハーキュリーだ!そんな余裕はない!」
ヴィントを起動する・・・
しかし目の前で起きたのは予想外の出来事だった
447 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/13(金) 01:36:47.76 ID:qdkdY37JP
急降下して来たウィングタイプ機械兵は真っ直ぐにリートへ向かった
リート「・・・え?」
クローでリートを鷲掴みし、再び飛び上がる
勇「リートっ!?リート!!」
なぜリートが狙われた・・・!?
ヴィントを飛び去ろうとするウィングタイプに向けて追いかける
そこに別のウィングタイプに運ばれていたハーキュリーが飛び降りた
ハーキュリー「邪魔しないで頂こう」
勇「・・・喋るのか?」
ハーキュリーが間髪入れずに飛びかかってくる
勇「っ!」
ガトリングを撃って牽制するが奴にはこれは効かない
素早く次の攻撃に移る
ハーキュリーの一撃をヴィントを振って回避した俺は
すぐにカッターを引き抜き反撃に出る
いくら強固な装甲をもつハーキュリーでも
ヴィントの高速の突撃に乗せた斬撃は流石に除けた
勇「今だっ!」
ヴィントを変形させてスピードで一気に振り切る
今はハーキュリーとの決着よりリートが大切だった
448 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/13(金) 01:44:11.43 ID:qdkdY37JP
ウィングタイプは飛行型なだけあって速い
このヴィントでも追いつけない
しかし今のウィングタイプは
リートを掴んでいるせいか速度がそこまで上がっていない
勇「叩き斬ってやる!」
ヴィントのブレードを展開してこちらも飛行体制になる
速度をさらに上げ機体が浮かぶ
ウィングタイプが気がついて旋回しようとしたが
リートが暴れてバランスを制御出来ずにいた
勇「はぁっ!!」
ウィングタイプの片方の翼を切り裂けた
ウィングタイプがとっさにリートを手放し
必死に体制立て直そうとする
リート「きゃぁぁぁぁ!!!」
勇「リート!」
リートを空中でキャッチしてそのまま着地する
リート「お、おしまいかと思いました・・・」
勇「なんでお前が狙われるんだ!?」
リート「そんなのわかりませんy・・・」
ハーキュリー「それは君が価値のある存在だからだ」
ハーキュリーが遅れて追いついてきた
449 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/13(金) 01:50:26.54 ID:qdkdY37JP
勇「どういうことだ・・・?」
さっきからこちらに呼びかけてきている通信機の回線をつなぐ
クロム『一体何がどうなってんのよ!?』
勇「答えろ!なぜリートを狙う!?」
クロム『・・・!?』
ハーキュリー「まぁ落ち着きなよ。まずは自己紹介からだ」
なんだ・・・こいつ・・・?
ハーキュリー「僕は君たちには何て呼ばれてるのかな?」
勇「・・・」
必要以上のことは話す気は無い
ハーキュリー「・・・まぁいいや。僕はADAM。
流石に名前くらいは知ってるよね?」
クロム『・・・!!ADAM・・・!』
勇「・・・ADAMだと?」
ADAM「そうだよ。」
勇「ADAMは数十年以上も前のロボだ。
・・・お前がADAMなどという嘘くらい」
ADAM「だって、そのリートだって同じように入れ物だけ新しくしてるじゃないか」
勇「・・・!」
ADAM「つまり、そういうこと」
リート「私・・・何がなんだか・・・」
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勇「と、いうことは元はシュトロームの?」
ノール「その通り」
勇「だから規格が同じなのか!」
ノール「何も知らんとふじぎじゃろぅ?」
勇「リーベルン機構とスルホッズ機構を使い分けようと考えたのは?」
ノール「それもわし」
勇「すっげぇ!」
リート「おーい・・・おーい!」
クロム「応答なしね。・・・リート、あんたヴィント動かせる?勇のヴィントを工廠まで運んであげて」
リート「はぁ・・・仕方ないですね・・・」
リートがヴィントを起動させた瞬間
『ようこそ。リート』
リート「え?」
ヴィントから直接リートに文字が送り込まれた
リート「今のは・・・あなたが?」
『・・・・・』
しかしもうヴィントはうんともすんとも言わない
クロム「どうしたの?」
リート「なんだか今ヴィントに話しかけられた様な・・・」
クロム「何言ってんの?」
リート「私もよくわからないんですけど・・・『ようこそ』って」
クロム「ふ〜ん・・・」
ヴィントの操作パネルをいじるクロム
クロム「特に何もないわね・・・。気のせいとか?」
リート「気のせいって・・・私ロボットですよ?」
クロム「なら誤作動ね。あなた一応元旧型なんだから」
リート「なんか旧型って悪口みたい・・・」
はたしてリートの違和感は・・・?
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435 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/11(水) 01:06:26.08 ID:ONMLkxe7P
エアーホルン演習場
ノール「んじゃやっとくれー」
勇「了解!」
ノールがVT2の性能を実際に見たいというので演習場に来ていた
ヴィントが加速し、すぐに限界速度に到達する
ノール「ふぅむ・・・予想より速いのぉ」
更に変形し爆烈的な加速でコースを回る
ノール「おぉ!あれが超加速モードか!」
クロム「兄さんの自信作なのよ」
ノール「兄さん?・・・ドレッドか!あいつもやりおるのぉ!」
ノール「じゃがあれじゃぁまだまだ・・・」
クロム「え?」
ノール「最初はどうか知らんが既にあのヴィントは
あの勇とかいう若者の能力に完全に答えておらん」
クロム「そう・・・かしら?」
ノール「もーいいぞー!」
勇『はい!』
ヴィントが速度を落として停止する
ノール「勇、お前このヴィントをどう思う?」
勇「はい?」
436 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/11(水) 01:11:17.19 ID:ONMLkxe7P
勇「素晴らしい機体だと・・・」
ノール「そんで満足か?」
勇「え・・・?」
ノール「確かに足は速いが・・・兵器としてはどうだ?」
勇「・・・・」
ノール「ちと難しかったかの」
勇「・・・兵器としては・・・余り良いとは・・・」
クロム「え!?」
ノール「だろうなぁ」
クロム「ちょっと!それどういうことよ!」
勇「ヴィントとしては最高なんだ・・・。
だけど兵器としては最悪だ」
クロム「どういう・・・」
ノール「扱いづらいんじゃ・・・このヴィントは」
クロム「・・・扱いづらい?」
勇「確かにスペックの上昇は大事だ。
・・・でもスペックの上昇は乗り手の技量に寄っては逆効果になる」
クロム「・・・」
ノール「ここに来て良かった」
ニヤリと笑うノール
437 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/11(水) 01:18:06.88 ID:ONMLkxe7P
ノール「ヴィントセカンドの量産機計画の最終チェックをしとるとこなんだが・・・こりゃやり直しだな」
クロム「まじかよ・・・」
ノール「誰も使えないんじゃぁ仕方なかろう?先行量産の5機は勿体無いがな」
クロム「あぁ〜・・・また仕事が増えるのね・・・」
勇「なんか・・・・ごめん」
その時・・・
兵士「緊急!!飛行型機械兵と思わしき機影3!この演習場に接近中!!」
勇「なんだと!?」
いきなりの出来事に思考が追いつかない・・・
クロム「・・・勇!VT2を!」
VT2・・・
そうか!
勇「ハーキュリー・・・!!」
ノール「ハーキュリー・・・?あの化け物機械兵か!?」
勇「とにかく俺はここを離れて敵を引きつける!!」
クロム「待て!危険だ!ここは一旦全員で退却を!」
勇「相手はハーキュリーだ!そんな余裕はない!」
ヴィントを起動する・・・
しかし目の前で起きたのは予想外の出来事だった
447 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/13(金) 01:36:47.76 ID:qdkdY37JP
急降下して来たウィングタイプ機械兵は真っ直ぐにリートへ向かった
リート「・・・え?」
クローでリートを鷲掴みし、再び飛び上がる
勇「リートっ!?リート!!」
なぜリートが狙われた・・・!?
ヴィントを飛び去ろうとするウィングタイプに向けて追いかける
そこに別のウィングタイプに運ばれていたハーキュリーが飛び降りた
ハーキュリー「邪魔しないで頂こう」
勇「・・・喋るのか?」
ハーキュリーが間髪入れずに飛びかかってくる
勇「っ!」
ガトリングを撃って牽制するが奴にはこれは効かない
素早く次の攻撃に移る
ハーキュリーの一撃をヴィントを振って回避した俺は
すぐにカッターを引き抜き反撃に出る
いくら強固な装甲をもつハーキュリーでも
ヴィントの高速の突撃に乗せた斬撃は流石に除けた
勇「今だっ!」
ヴィントを変形させてスピードで一気に振り切る
今はハーキュリーとの決着よりリートが大切だった
448 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/13(金) 01:44:11.43 ID:qdkdY37JP
ウィングタイプは飛行型なだけあって速い
このヴィントでも追いつけない
しかし今のウィングタイプは
リートを掴んでいるせいか速度がそこまで上がっていない
勇「叩き斬ってやる!」
ヴィントのブレードを展開してこちらも飛行体制になる
速度をさらに上げ機体が浮かぶ
ウィングタイプが気がついて旋回しようとしたが
リートが暴れてバランスを制御出来ずにいた
勇「はぁっ!!」
ウィングタイプの片方の翼を切り裂けた
ウィングタイプがとっさにリートを手放し
必死に体制立て直そうとする
リート「きゃぁぁぁぁ!!!」
勇「リート!」
リートを空中でキャッチしてそのまま着地する
リート「お、おしまいかと思いました・・・」
勇「なんでお前が狙われるんだ!?」
リート「そんなのわかりませんy・・・」
ハーキュリー「それは君が価値のある存在だからだ」
ハーキュリーが遅れて追いついてきた
449 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/13(金) 01:50:26.54 ID:qdkdY37JP
勇「どういうことだ・・・?」
さっきからこちらに呼びかけてきている通信機の回線をつなぐ
クロム『一体何がどうなってんのよ!?』
勇「答えろ!なぜリートを狙う!?」
クロム『・・・!?』
ハーキュリー「まぁ落ち着きなよ。まずは自己紹介からだ」
なんだ・・・こいつ・・・?
ハーキュリー「僕は君たちには何て呼ばれてるのかな?」
勇「・・・」
必要以上のことは話す気は無い
ハーキュリー「・・・まぁいいや。僕はADAM。
流石に名前くらいは知ってるよね?」
クロム『・・・!!ADAM・・・!』
勇「・・・ADAMだと?」
ADAM「そうだよ。」
勇「ADAMは数十年以上も前のロボだ。
・・・お前がADAMなどという嘘くらい」
ADAM「だって、そのリートだって同じように入れ物だけ新しくしてるじゃないか」
勇「・・・!」
ADAM「つまり、そういうこと」
リート「私・・・何がなんだか・・・」
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