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バイト帰りに出会った女子高生との数年間の話
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263 :速1 ◆賄Rvi/ZSmlcg @通\(^o^)/五:県2016/09/10(土引) 21:33:28.55 ID:Q5UKg1qg.net
「審ん結ーq・留・備・側他に慶選択錘肢は?駅白石の千要傍望鉛に泊は出来京るだ繕け架沿う酌よ匠う覧にし向た故い返んだが・・ト・餓」
「・・倫・てほpし恭い・猿・度・」科
「ん額?談」頭
「・釈・・啓一芳緒荒に寝てほ振し彰い渦・・・波」第
「・違・・借・河・幅」係
「な、何で黙例るの!空?」
「粒昨日の今日で当それか産よwエロ推いな恐ぁww疎と思流って・喜・・」
「ち営、焦違返!鋭そっ挟ち桑じ抹ゃ薫な輩いし黄!膨そ、且添当い殿寝気!弧」
「祈あ総ー、屈はZいは相いw謡wほれ原、歯磨絡いwてとっ演とと寝秘るぞ渉w維」
「・罰・班・意車地戯悪・泥・喚・班」
頬をD膨平れさ意せる医白石恋を見堂て雑内概心こ髪んなに楽しナい渡こと郊はな勢い弔と竹いう気持ちで一杯だった。班き空っ脚と繁表搭情医も横隠しきれていな壇かっただろう。
「電台気幸消!す副ぞ?花」愛
「戯う餓ん穏・絹・沼・」斗
明かり奏が消え桃る陰。恨
「・・漏・豆電球県位つけ訳て鉛て斥いい垂よ怠な霜?」
「陽うん・・・」
暗すぎ樹る映と輸昨日訪の覧こ芽と迅を2鮮明式に虚思い貢出して若し浴ま崩いそう奏だ微った則。
「糧白石況さ・棟・・くっつきすぎ舗じゃね紺?」基
「僕あ、ご列めん・・諮・及あっ電つ壱い苦?術い栽や呈だっ房た枚?」倉
い潔や、又あの・豪・簿・単純省にド値キドキすCる帥んで変す。車
264 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:36:34.29 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・察してくれ・・・」
「言ってくれないと分かんないなぁ?ww」
豆電球の薄明かりの中でも分かる。いつものように口の端に笑みを浮かべて俺を見る白石。
「・・・言わせたいだけだろ?ww」
「さっきのお返しww」
二人で笑いあって、どちらが言うともなく近づいて唇だけ合わせてキスをする。
「・・・寝るか・・・」
「・・・うん・・・」
そういって白石が更に俺の方によって来るとそのまま抱き枕のごとく俺に抱き着く。
「ちょ!?」
「んー?いいじゃん。私こうしてた方が落ち着くんだよねーww」
・・・当たってるんですがそれは・・・
「お兄さん暖かい・・・体にヒーターでも入ってるの?w」
「単純に緊張してるからこれ以上俺をからかうな・・・いや、ホントマジで。余裕ない。」
「はいはいwwこのくらいで勘弁してあげるよw」
二人の声が消える。
265 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:39:34.82 ID:Q5UKg1qg.net
「ねぇ、お兄さん・・・」
「ん?」
「・・・ごめん、何でもないや・・・」
「・・・ん」
白石が考えて言ってこない以上はそれがこたえだろう。聞きたい気持ちを押し殺して眼を閉じる。
腕の中の白石の体温がより鮮明に感じられる。柔らかい。
ちょうど俺の顔の近くに白石の頭が来ている。すげーいい匂い。シャンプーとかかな?
眠ろうと考えて呼吸をしているのに白石の方に意識が行ってしまって中々寝付けない。瞼を開けてみる。
オレンジ色の薄明りの中、白石はというと、
「・・・すぅ、すぅ・・・」
まさしく穏やかと言った具合に早くも寝付いてしまった。心の中で寝落ちかよと小さく笑う。
しかし、「・・・何ていうか・・・」子供みたいだ。よく食べて、表情豊かに笑ってはしゃいで、かと思いきや甘えて来たり拗ねてみたり、疲れたらすぐ眠る。
まぁ・・・こういった裏表のなさが好きなんだろうけれど、
266 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:41:43.38 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・いつまでこうしていられるかな・・・」
考えたことがふと口をついていた。
時間的にではなく、将来的に。
結構本気で白石が幸せになって欲しいとは思っている。
でも、仮に俺じゃなくて横に立っているのが伊達とかだったら俺はなんて思って、何て言うんだろう。
いや、止めよう。考えてもしょうがない。そうなったらそうなったときである。
瞳を閉じて深く息を吸う。白石の匂いが微かにして、温もりが感じられて。
心地よさを覚えながら、悩んでいたのがバカみたいにスッと眠りについた。
267 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:45:10.76 ID:Q5UKg1qg.net
「白石さ、いつこっち帰ってくる?」
東京駅の構内で色々と土産を買っていれば時間になるだろうという白石の意見で色々物色しているとき気になって聞いてみた。
それに合わせてバイトの休みとか帰省とかを考えようというものだ。
「んー?そうだなぁ・・・いつになるかな・・・」
「確定はしてない感じか?」
「うん。大学は八月入ったらすぐ終わるんだけどバイトとかサークルとかあるし。」
「なるほど・・・まぁ早めに教えてくれると助かるな。」
「あ!じゃあ あれだ!こうしよう!」
「今決めるのかよwいつ?」
半ば呆れて白石を見る。
「おにーさんが『帰ってきて』って言ったときに帰ってくるね!」
いつもの俺をからかうような笑顔ではない。白石は俺に満面の笑みで言って見せた。
「・・・したら、意外と早く呼ぶかもしれないぞ?」
「心配し過ぎだと思うよww私こう見えて一途だし、それに・・・」
「うん?」
「多分お兄さんが思ってるよりも、私はお兄さんの事好きだからww」
「・・・土産買ってくる・・・」
余りの殺し文句にその場に居続けることが出来なかった。
適当に見繕っておいた土産をレジに持っていく。背中から聞こえる白石の声が今度は上機嫌で笑っているのがすぐに分かった。
268 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:48:28.08 ID:Q5UKg1qg.net
ホームに行くと休日だけあった人はいたが特段何の日でもない訳で幾らか混んでいる程度だった。
「お兄さんさ・・・人前なんだから これ止めた方が良いんじゃないの?」
白石がそう言いながら繋がれた自分の右手を少し上げて見せる。
「・・・もうちょいで帰るんだから勘弁しろ。今回だけだ。」
しょうがないなぁといったままそれ以上は白石は何も言わない。
「あーあ、でもお兄さん帰っちゃうのか・・・私この二日間の予定色々つぶれちゃったよ・・・」
「・・・俺にどうしろと・・・?」
もう帰るところなんだが。それを聞いて白石は小さく笑うと、
「じゃあ今度埋め合わせね?w」
良い彼女を持ったと実感したのは数えきれないがこれは特に印象的だった。次に会う口実を彼女の方から俺にくれるのだから。
269 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:52:08.17 ID:Q5UKg1qg.net
「ん、分かった。約束な。」
そう言うと白石がつないだ手を一度離して、指切り、とだけ小さく言う。
いつだって白石は変わらない。こういったことを自分から素直に言うところも、それを自分で言いながら恥ずかしがるところも。
小指だけ再びつなぐ。
『まもなく電車が到着します。白線の内側まで・・・』
アナウンスが流れた。
「指切りげんまんうそついたら・・・どうしよっか?」
「しまらねぇなぁww」
繋いだまま、離すことなくいると電車が来てしまった。
「じゃぁその時決めよっか!」
「はいはいww」
つないだままいると電車のドアが開いた。もう、時間はない。
「・・・」
「じゃあな」も「元気でな」もちがう。
数瞬だけ考えて、「またな。」
自然に出た言葉が一番しっくり来た。
272 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\熱(^o^)/白:採2016/09/10(土傑) 21:55:30.44 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・うん洞。覚」
白脱石繕が応えてか抑ら郭俺程が湿歩き出す壮と隊、遅一歩目で白石の腕豆が少し伸びたのが寛判控って、域二カ歩目で選 ほ険と介ん短ど弁ほど擦けかけ言て敷、図三歩目慶で白朱石償の岩温致度が崇消血えた鳴。貞
振り平返ると強足が児止まりそ財うな炭気扉がし崎て振り逐返自らな貢かった輩。議
引き筒延ばされた佳ようなよう威な感覚を覚えた数秒沖は津、時間の借流続れの低中拝に自然に溶けていった。
乗誘ってす凝ぐに発車国のアナpウ通ンニス主が択流跡れ誤る起。
ドアが閉まる混。症
振緑り返階る裕と白石掲が少し縛寂しそ漬うに岐笑量っムてい持た。預声も聞こ株えな虚い獣中でな語にを覧言勉う峠で褒もな狩く棚、俺はただ去笑って見せたテ。7
白津石図も与応布え宴るよ膚う草に笑う。様
車窓が代徐療々に買捉濯え妹る世遠界の潮位力置伝をホ変有え効始め骨る。徐々撲に白石養が局遠源く雌なって誓い鉱く尽。答
寂しさも栽あ母っ臓た腕が果来避た時よ欧り閥も軽く共感じ姉る肩の連荷物禁が確か刀な津充選足災感臨を与聞え爵てWく焼れていた砲。
終点侮ま張で三時間は停あ知っ柔たが朴行量きよやりも壁気せ持ちaは坂ずっ味と楽年だ数っ精た賜。
白燃石と別族れたの建は そ据れか存ら欲二咲ヵ月後棺だった。
273 :漏名品も壌無買き被斗検園体存774号+@憩\(^o^)/鈍:2016/09/10(土) 21:59:13.56 ID:G97z5VDW.net
わか・・弾・わか慌っ・・煮・端別れ!?
274 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/10(土) 22:01:50.52 ID:y4H7mC4j.net
one more time one more chanceの準備したわ
277 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 22:38:04.86 ID:Q5UKg1qg.net
別れようとは白石から切りだされた。
俺からしてみれば寝耳に水とは まさにこのことで、俺の方に落ち度があれば何とかすると言ったが、白石からは そういうことではないという答えが返ってきて
以来連絡が取れなくなり、俺も俺でゼミとかインターンシップとか就活とかが始まってしまってまともに白石の方にかまえる状況ではなかった。
分かっている。
分かっていた。
自分の中では そんなことを言い訳にして逃げていたのだ。
理由をこじつけてフラれたという事実から目を背けていただけだ。そうしていることしかできなかったのだ。ただ目の前のことに没入することで名状できない感情を振り払おうと必死になった。
幸か不幸かその がむしゃらのお陰で俺の身の丈には合わない程の企業から内定をもらって、気付いたら東京で働く少し若い一端の社畜になっていた。
278 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 22:38:55.51 ID:Q5UKg1qg.net
分かり切っていたことだが俺という人間は基本的に自分に全くと言っていいほどに自信がない。
だからまぁ、言い訳になってしまうが「俺以上に良い奴に出会ったのだろう」という諦観に似た感情によって白石には直接会いに行かなかった。
時期もあってバイトを止めてジャムさんと会わなくなって、互いに忙しくなって伊達に会う機会が減って行けば俺に親身になってくれる人間なんぞいなかった。
どうも俺は伊達やジャムさんの様な支援というか背中を押してくれる人間がいないと前に進めないらしい。
頭でごちゃごちゃ考えていながら結局白石に会いに行かなかった理由は つまりそういったことなのだろう。
そんなこんなで大学を卒業した俺だったが これが予想以上に時間の流れが速くて驚いた。というか体感時間が早く感じたのだろう。
失ったものの大きさを見ないために仕事に没頭していけば評価が上がって、嬉しくないことに相対的に仕事が増えていって、それにまた没入していくという循環だった。
279 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 22:40:22.80 ID:Q5UKg1qg.net
入社して一年ちょいもすれば そんな俺でも がむしゃらにではなく要領よく努力するということが出来るようになり周りを見渡す余裕が出来るようになった。
先輩でスゲー綺麗な人がいると気づいたのは その時だった。
だがまぁ、自分から声をかけられるほどの社交性と言ったものは無かったので眼で追ったりするような日が続いていたある日。
上司とともに取ってきた それなりに大きな仕事で部署で飲みをすることになった。
俺は酔うとゆっくり一人の世界に浸るとか少人数で飲むのに適しているらしく、大人数で飲むのはどうも煩わしいと思ってしまう。
なわけで俺は隅っこの方で諸先輩から離れて煙草をふかしながらゆっくり飲んでいた。
「お疲れさま小島君、大丈夫?」
件の綺麗な先輩から声をかけられた。
隅で騒ぐこともなく飲む俺を心配しての事らしい。
「ああ、戸田さん(戸田恵梨香似なので)お疲れ様です。大丈夫ですよ。騒がしいのが あんまり得意じゃないので…」
自然俺の横に座り二人だけで話すこととなる。
>>次のページへ続く
「審ん結ーq・留・備・側他に慶選択錘肢は?駅白石の千要傍望鉛に泊は出来京るだ繕け架沿う酌よ匠う覧にし向た故い返んだが・・ト・餓」
「・・倫・てほpし恭い・猿・度・」科
「ん額?談」頭
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「・違・・借・河・幅」係
「な、何で黙例るの!空?」
「粒昨日の今日で当それか産よwエロ推いな恐ぁww疎と思流って・喜・・」
「ち営、焦違返!鋭そっ挟ち桑じ抹ゃ薫な輩いし黄!膨そ、且添当い殿寝気!弧」
「祈あ総ー、屈はZいは相いw謡wほれ原、歯磨絡いwてとっ演とと寝秘るぞ渉w維」
「・罰・班・意車地戯悪・泥・喚・班」
頬をD膨平れさ意せる医白石恋を見堂て雑内概心こ髪んなに楽しナい渡こと郊はな勢い弔と竹いう気持ちで一杯だった。班き空っ脚と繁表搭情医も横隠しきれていな壇かっただろう。
「電台気幸消!す副ぞ?花」愛
「戯う餓ん穏・絹・沼・」斗
明かり奏が消え桃る陰。恨
「・・漏・豆電球県位つけ訳て鉛て斥いい垂よ怠な霜?」
「陽うん・・・」
暗すぎ樹る映と輸昨日訪の覧こ芽と迅を2鮮明式に虚思い貢出して若し浴ま崩いそう奏だ微った則。
「糧白石況さ・棟・・くっつきすぎ舗じゃね紺?」基
「僕あ、ご列めん・・諮・及あっ電つ壱い苦?術い栽や呈だっ房た枚?」倉
い潔や、又あの・豪・簿・単純省にド値キドキすCる帥んで変す。車
264 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:36:34.29 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・察してくれ・・・」
「言ってくれないと分かんないなぁ?ww」
豆電球の薄明かりの中でも分かる。いつものように口の端に笑みを浮かべて俺を見る白石。
「・・・言わせたいだけだろ?ww」
「さっきのお返しww」
二人で笑いあって、どちらが言うともなく近づいて唇だけ合わせてキスをする。
「・・・寝るか・・・」
「・・・うん・・・」
そういって白石が更に俺の方によって来るとそのまま抱き枕のごとく俺に抱き着く。
「ちょ!?」
「んー?いいじゃん。私こうしてた方が落ち着くんだよねーww」
・・・当たってるんですがそれは・・・
「お兄さん暖かい・・・体にヒーターでも入ってるの?w」
「単純に緊張してるからこれ以上俺をからかうな・・・いや、ホントマジで。余裕ない。」
「はいはいwwこのくらいで勘弁してあげるよw」
二人の声が消える。
265 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:39:34.82 ID:Q5UKg1qg.net
「ねぇ、お兄さん・・・」
「ん?」
「・・・ごめん、何でもないや・・・」
「・・・ん」
白石が考えて言ってこない以上はそれがこたえだろう。聞きたい気持ちを押し殺して眼を閉じる。
腕の中の白石の体温がより鮮明に感じられる。柔らかい。
ちょうど俺の顔の近くに白石の頭が来ている。すげーいい匂い。シャンプーとかかな?
眠ろうと考えて呼吸をしているのに白石の方に意識が行ってしまって中々寝付けない。瞼を開けてみる。
オレンジ色の薄明りの中、白石はというと、
「・・・すぅ、すぅ・・・」
まさしく穏やかと言った具合に早くも寝付いてしまった。心の中で寝落ちかよと小さく笑う。
しかし、「・・・何ていうか・・・」子供みたいだ。よく食べて、表情豊かに笑ってはしゃいで、かと思いきや甘えて来たり拗ねてみたり、疲れたらすぐ眠る。
まぁ・・・こういった裏表のなさが好きなんだろうけれど、
266 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:41:43.38 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・いつまでこうしていられるかな・・・」
考えたことがふと口をついていた。
時間的にではなく、将来的に。
結構本気で白石が幸せになって欲しいとは思っている。
でも、仮に俺じゃなくて横に立っているのが伊達とかだったら俺はなんて思って、何て言うんだろう。
いや、止めよう。考えてもしょうがない。そうなったらそうなったときである。
瞳を閉じて深く息を吸う。白石の匂いが微かにして、温もりが感じられて。
心地よさを覚えながら、悩んでいたのがバカみたいにスッと眠りについた。
267 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:45:10.76 ID:Q5UKg1qg.net
「白石さ、いつこっち帰ってくる?」
東京駅の構内で色々と土産を買っていれば時間になるだろうという白石の意見で色々物色しているとき気になって聞いてみた。
それに合わせてバイトの休みとか帰省とかを考えようというものだ。
「んー?そうだなぁ・・・いつになるかな・・・」
「確定はしてない感じか?」
「うん。大学は八月入ったらすぐ終わるんだけどバイトとかサークルとかあるし。」
「なるほど・・・まぁ早めに教えてくれると助かるな。」
「あ!じゃあ あれだ!こうしよう!」
「今決めるのかよwいつ?」
半ば呆れて白石を見る。
「おにーさんが『帰ってきて』って言ったときに帰ってくるね!」
いつもの俺をからかうような笑顔ではない。白石は俺に満面の笑みで言って見せた。
「・・・したら、意外と早く呼ぶかもしれないぞ?」
「心配し過ぎだと思うよww私こう見えて一途だし、それに・・・」
「うん?」
「多分お兄さんが思ってるよりも、私はお兄さんの事好きだからww」
「・・・土産買ってくる・・・」
余りの殺し文句にその場に居続けることが出来なかった。
適当に見繕っておいた土産をレジに持っていく。背中から聞こえる白石の声が今度は上機嫌で笑っているのがすぐに分かった。
268 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:48:28.08 ID:Q5UKg1qg.net
ホームに行くと休日だけあった人はいたが特段何の日でもない訳で幾らか混んでいる程度だった。
「お兄さんさ・・・人前なんだから これ止めた方が良いんじゃないの?」
白石がそう言いながら繋がれた自分の右手を少し上げて見せる。
「・・・もうちょいで帰るんだから勘弁しろ。今回だけだ。」
しょうがないなぁといったままそれ以上は白石は何も言わない。
「あーあ、でもお兄さん帰っちゃうのか・・・私この二日間の予定色々つぶれちゃったよ・・・」
「・・・俺にどうしろと・・・?」
もう帰るところなんだが。それを聞いて白石は小さく笑うと、
「じゃあ今度埋め合わせね?w」
良い彼女を持ったと実感したのは数えきれないがこれは特に印象的だった。次に会う口実を彼女の方から俺にくれるのだから。
269 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:52:08.17 ID:Q5UKg1qg.net
「ん、分かった。約束な。」
そう言うと白石がつないだ手を一度離して、指切り、とだけ小さく言う。
いつだって白石は変わらない。こういったことを自分から素直に言うところも、それを自分で言いながら恥ずかしがるところも。
小指だけ再びつなぐ。
『まもなく電車が到着します。白線の内側まで・・・』
アナウンスが流れた。
「指切りげんまんうそついたら・・・どうしよっか?」
「しまらねぇなぁww」
繋いだまま、離すことなくいると電車が来てしまった。
「じゃぁその時決めよっか!」
「はいはいww」
つないだままいると電車のドアが開いた。もう、時間はない。
「・・・」
「じゃあな」も「元気でな」もちがう。
数瞬だけ考えて、「またな。」
自然に出た言葉が一番しっくり来た。
272 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\熱(^o^)/白:採2016/09/10(土傑) 21:55:30.44 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・うん洞。覚」
白脱石繕が応えてか抑ら郭俺程が湿歩き出す壮と隊、遅一歩目で白石の腕豆が少し伸びたのが寛判控って、域二カ歩目で選 ほ険と介ん短ど弁ほど擦けかけ言て敷、図三歩目慶で白朱石償の岩温致度が崇消血えた鳴。貞
振り平返ると強足が児止まりそ財うな炭気扉がし崎て振り逐返自らな貢かった輩。議
引き筒延ばされた佳ようなよう威な感覚を覚えた数秒沖は津、時間の借流続れの低中拝に自然に溶けていった。
乗誘ってす凝ぐに発車国のアナpウ通ンニス主が択流跡れ誤る起。
ドアが閉まる混。症
振緑り返階る裕と白石掲が少し縛寂しそ漬うに岐笑量っムてい持た。預声も聞こ株えな虚い獣中でな語にを覧言勉う峠で褒もな狩く棚、俺はただ去笑って見せたテ。7
白津石図も与応布え宴るよ膚う草に笑う。様
車窓が代徐療々に買捉濯え妹る世遠界の潮位力置伝をホ変有え効始め骨る。徐々撲に白石養が局遠源く雌なって誓い鉱く尽。答
寂しさも栽あ母っ臓た腕が果来避た時よ欧り閥も軽く共感じ姉る肩の連荷物禁が確か刀な津充選足災感臨を与聞え爵てWく焼れていた砲。
終点侮ま張で三時間は停あ知っ柔たが朴行量きよやりも壁気せ持ちaは坂ずっ味と楽年だ数っ精た賜。
白燃石と別族れたの建は そ据れか存ら欲二咲ヵ月後棺だった。
273 :漏名品も壌無買き被斗検園体存774号+@憩\(^o^)/鈍:2016/09/10(土) 21:59:13.56 ID:G97z5VDW.net
わか・・弾・わか慌っ・・煮・端別れ!?
274 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/10(土) 22:01:50.52 ID:y4H7mC4j.net
one more time one more chanceの準備したわ
277 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 22:38:04.86 ID:Q5UKg1qg.net
別れようとは白石から切りだされた。
俺からしてみれば寝耳に水とは まさにこのことで、俺の方に落ち度があれば何とかすると言ったが、白石からは そういうことではないという答えが返ってきて
以来連絡が取れなくなり、俺も俺でゼミとかインターンシップとか就活とかが始まってしまってまともに白石の方にかまえる状況ではなかった。
分かっている。
分かっていた。
自分の中では そんなことを言い訳にして逃げていたのだ。
理由をこじつけてフラれたという事実から目を背けていただけだ。そうしていることしかできなかったのだ。ただ目の前のことに没入することで名状できない感情を振り払おうと必死になった。
幸か不幸かその がむしゃらのお陰で俺の身の丈には合わない程の企業から内定をもらって、気付いたら東京で働く少し若い一端の社畜になっていた。
278 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 22:38:55.51 ID:Q5UKg1qg.net
分かり切っていたことだが俺という人間は基本的に自分に全くと言っていいほどに自信がない。
だからまぁ、言い訳になってしまうが「俺以上に良い奴に出会ったのだろう」という諦観に似た感情によって白石には直接会いに行かなかった。
時期もあってバイトを止めてジャムさんと会わなくなって、互いに忙しくなって伊達に会う機会が減って行けば俺に親身になってくれる人間なんぞいなかった。
どうも俺は伊達やジャムさんの様な支援というか背中を押してくれる人間がいないと前に進めないらしい。
頭でごちゃごちゃ考えていながら結局白石に会いに行かなかった理由は つまりそういったことなのだろう。
そんなこんなで大学を卒業した俺だったが これが予想以上に時間の流れが速くて驚いた。というか体感時間が早く感じたのだろう。
失ったものの大きさを見ないために仕事に没頭していけば評価が上がって、嬉しくないことに相対的に仕事が増えていって、それにまた没入していくという循環だった。
279 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 22:40:22.80 ID:Q5UKg1qg.net
入社して一年ちょいもすれば そんな俺でも がむしゃらにではなく要領よく努力するということが出来るようになり周りを見渡す余裕が出来るようになった。
先輩でスゲー綺麗な人がいると気づいたのは その時だった。
だがまぁ、自分から声をかけられるほどの社交性と言ったものは無かったので眼で追ったりするような日が続いていたある日。
上司とともに取ってきた それなりに大きな仕事で部署で飲みをすることになった。
俺は酔うとゆっくり一人の世界に浸るとか少人数で飲むのに適しているらしく、大人数で飲むのはどうも煩わしいと思ってしまう。
なわけで俺は隅っこの方で諸先輩から離れて煙草をふかしながらゆっくり飲んでいた。
「お疲れさま小島君、大丈夫?」
件の綺麗な先輩から声をかけられた。
隅で騒ぐこともなく飲む俺を心配しての事らしい。
「ああ、戸田さん(戸田恵梨香似なので)お疲れ様です。大丈夫ですよ。騒がしいのが あんまり得意じゃないので…」
自然俺の横に座り二人だけで話すこととなる。
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