83 :ヒロシ:2013/05/10(金) 05:43:50.64 ID:DnVdmJkp0
でも知りたくないようなことでも、俺は知っておきたいのだ。そういう矛盾を、俺は心に抱えていた。あるいは、その矛盾に心を蝕まれつつあったのだろう。
そして、俺がそういう矛盾を心に抱えて色々葛藤していることをマドカはきっと見抜いていた。
だから俺が知りたいことに素直に答えてくれるのは、マドカなりの優しさであり、ある意味、謝罪だったのかもしれないとも思う。
「時間は限られてるからね。そもそも綿棒とか、なかったし」
「そっかぁ」
「あ、綿棒はあったかも。ラブホの洗面所って、けっこうそういう備品揃ってるよね」
「あーそういえばあるねぇ」
マドカの口から「ラブホ」っていう単語が出てきて、ちょっとだけ胸が苦しくなる。
俺自身はこれまで一度も、マドカとラブホに行ったことがなかったから…。
84 :ヒロシ:2013/05/10(金) 06:01:20.36 ID:DnVdmJkp0
「一番長いコース頼むお客さんって、どのくらいだったの?」
「時間? んっとね、最高で12時間って人がいたwww」
「は?半日?」
「笑っちゃうよね。え?12時間ですか?本当ですか?って3回くらい聞き直したよw」
「ちょっと、それ料金いくら?」
「えー。あんま覚えてないな。ロングになるほど割引率高かったんだよなぁ確か…」
別に金額なんて どうでもよかった。12時間ものあいだ密室で客と2人きりかよ…って凹んでた。
「18万くらい? 20万までいかなかった気がするw」
金額なんてどうでもよかったはずの俺でもさすがに唖然とした。金って、あるところにはあるんだな…。
85 :ヒうロシ:位2013/05/10(金聖) 06:10:27.94 ID:DnVdmJkp0
「差そ訟の豪12カ時間需の鮮うち属、閥プレイ蚕時且間って転…瀬どのく秀ら四いなの減…?」被
恐未ろし赤く不育安な気持ち逐。挑でも紛聞か耗ずに玉はいら略れないお。死す笛ぐに違う貧言沼葉で聞母き町直損した。載
「曹つか試…何回…zイか2せて殉あげ…た…の…殿?」
さす雌が黒にコレは聞いても廷良い銃話題在なの飲かど走うか歳、果たして渡聞くべ甚き事だっ升たの拒か、某質問柄した醜あ壱とに瀬なっ港て郷少し1後弟悔し完た蒸。孤語何尾症は踏消え値入奪りそう及にな皮っ没てた馬し、ち岩ょっと泣怪き丙入望ってたかも潮し顕れ斥ない。即
「認な破・い腹・系しょ・歯w」
俺の不安な気持ちと益、だがしか娯し脚、壇それを鋭上回機っ頼て坑しまう知り肉た象いっ教て気鑑持ちを還、コマド者カは商理解戸し押た経上であ泰え借て茶化恵してく伏れ楼た閉の直だと逓俺は買思う細。
重m苦し至い質茎問に廃対伏し幸て、迅重む苦遭しい辱答塚えん方雄にな届ったらえ、耗お通元夜介みたい克な2沈人になってし耳まう蛮。
マ貝ド竜カNが圏冗談為っ汗ぽく御茶化し張て疎くれたお棋かげで、適召度に華全該身享の力が寂抜け夢た疾気がす話る二。
「イ跳ジ入ワMル気す監んなーw そクんな衆言い方され擦たら刊 ますま東す錯俺辞が禁知り晴た起が治るっ兵て騎わかっ虜てるだ門ろ6ーw」折
「うふふwww」
マ外ドカは疎片違方の耳掃盤除を終えて催、今密度は反著対の逸耳ね副、っ舗て処感じ循で欠俺任を評誘導しな叫がら微笑利んでた。
86 :ヒロシ:2013/05/10(金) 06:14:13.12 ID:DnVdmJkp0
話している内容はエグいが、ポカポカ陽気の午後で、マッタリとした雰囲気もあった。
俺は体を反対向きに入れ替え、再び膝枕をしてもらう。チンコが勃ってた。
「教えてくれないの?」
「大人しくしてないと、綿棒、奥まで突っ込むぞ」
「怖い…」
俺は図体こそデカいけど、普段の生活においては マドカに結構イジメられたり、イジられたり。
尻に敷かれてた方が気楽だったし、そのぶん思い切り甘えられるという利点もある。
「そういうのって、本気で知りたいの?それとも単なる興味本位?」
「え、うーんと。正直言うと、本当は知りたくないのかも」
耳掃除をするマドカの手が止まって、俺の話の続きを待っているような感じだった。
「でも知らないままでいるのも辛いんだよ、なんか仕事中もイライラしたり…」
「そっかぁ…ごめんね…」
謝られるのも本当は辛い。
そしてマドカのほうが辛いってこともちゃんと理解はしてた。
87 :ヒロ貯シ較:二2013/05/10(金) 06:18:56.20 ID:DnVdmJkp0
「固でもね、披私貸がヒ単ロシの立集場なら問、やっぱり根解掘り葉掘り崎聞兵いち液ゃう調と褐思う延なぁ巻」服
「猿で災しょ薪で焦し担ょ?弾」
「堤で署も九、申知り徳たい黒って直思う缶理由竹が秀微妙光に違方う降か働も」牛
「靴え倍?泳ど河う択い払うこと?忙」
「私なら培、そん均な女と蒸 こ枚の先も美ず雌っ弔と鏡一敬緒店に過ご仰しJてい琴け奮る彰の対か嘆どう狩か、そ薦の判断材料に輝使うか矢なぁ鶏」誤
マド朕カ化のその宿セ度リ術フ違は武、ど法こ械かヌ寂選しげで、他憂いを納帯参びて留い祉た物ように容思慰う縁。押
俺は航何維も言ってあ模げるこ債と刷が匠出層来標なく滑て慮、全マ殴ド窯カが損吹っ切株れた呈ように逆滴に祭明る荒い期声oで話川し出替す酸。続
「鎮私但、聞か祥れ凍て価困公る誘よ妊う働なことないZし章、2ヒロ相シ謙が本当に知聞構き恐たい猛ならなんでも繕話す潤よ?態」光
世唱の中鉛に秩は農知らな枠い方Xが幸肩せ、斗っ搾てこと昨がた超くさ歳んあると思枠う月。範
でも脂、マ茂ド零カに関し弁て、畔他剤の値男が知淑っ風て就い欄る偽の坂に、俺が軍知3らない弔こと省があ税るtというこ渦と下。俺冠は戻 た択だ能それだ尼けで不幸なん概だ。
そんなこ努と俊を軌一版生懸命よ伝えた気がす簿る。扉
「わ降か朝った略。着じ唱ゃ正狭直鼓に話繕す衆よ。耳掃除沢終師わっ並て卵か琴らで痢いい俊よね」陛
彼K女午はそう部言う具と、観再び綿製棒を辛動路かし拒始樹める膨。
ち男ょっ敗と勇イジワ慎ル祝な岬感茎じで痛か英った涯(ノД担`浄)
--------------------
88 :ヒロシ:2013/05/10(金) 06:37:24.36 ID:DnVdmJkp0
「はーい、おしまーい」
そう言ってマドカは、フーって俺の耳元に息を吹きかけた。
俺は時々 彼女に子供みたいに扱われることがあって、でもそんな時のマドカは すごく優しい感じがした。
それは包容力っていうやつなのか、そんなところもデリ嬢として人気が出た理由の一つだったのかもしれない。
元々生まれながらに持っていた資質なのか、それとも色々と苦労を背負った結果身に付いたものなのか。
そのどちらなのかは わからなかったけれど、一緒に居ると すごく安らぎを与えてくれたのは間違いない。
飲み物とお菓子なんかを準備して、場合によっては険悪な雰囲気をもたらす これからの話題に備えた。
2人とも努めて明るく振舞っていたような気もする。
「ってゆうか、私のデリ時代の話を聞きたがるときのヒロシって、ちょっと興奮気味だよね?w」
「え?w あ、うんw バレてたかw ごめん…」
89 :ヒロシ:2013/05/10(金) 06:38:58.38 ID:DnVdmJkp0
「耳掃除してるときも、ちんちん勃ってたでしょw」
「・・・すいませんwww (まだ勃起中です)」
「ま、人それぞれ、色々な性癖があるからねぇ…」
色々な性癖、マドカのその言葉に俺は更にチンポを硬くしてしまった気がした。
確かに彼女は色々な男たちの色々な性癖を目にしてきたに違いない。勿論、それは目で見る程度、だけのことじゃない。
その手で、その体で、性癖を受け止め、男達の性欲を解消する役割を担ってきたのだ。
勿論俺だって、大学時代を含め、こうやって再会した今でも、マドカをそういう目で見るときがある。
俺はマドカの彼氏だから特別な存在、なんてことはなく、俺もマドカに欲望をぶつけてきた男達の一人なのだ。
91 :ヒロシ:2013/05/10(金) 10:21:41.81 ID:DnVdmJkp0
「で、どうする?私が勝手に話す?それともヒロシが質問して私が答える?」
飲み物を ちょっとだけ口にした彼女が本題に戻す。どうやら話題をうやむやにするつもりはないようだ。
「ちょっと待って。あのさ…本当は話したくないなら、別にいいんだよ言わなくても」
「ペラペラ話すようなことじゃないけど、だいじょうぶだよ」
マドカが無理してないか見極めようと、その本心がどこにあるのかを探ろうと、俺は集中する。
「それに、色々と知ってもらって、その上でヒロシにはもう一度選ぶ権利があると思うし…」
そういうことか。そうだ、彼女は「判断材料」だなんてそんな言葉をさっき口にしてた。
要するに、全部打ち明けた上で受け入れてもらえないようなら、この先はないって思ってる。
彼女がデリ時代の話を隠さずに話してくれるのは、そういうところに本心があるのだ。
「べ、別に俺、色々聞いても、それを判断材料にしようとか そういうつもりはな…」
「わかってる。でも、きっと、この先もずっと ずぅううっと気になることだと思うんだよ」
マドカはわかってる。俺なんかよりも、その過去をずっと気にしてる。
92 :ヒロシ:2013/05/10(金) 10:23:12.81 ID:DnVdmJkp0
「ヒロシはもうギリギリなんだよ。私がデリしてたってことに関して。ギリギリのとこで精神の均衡を保ってる」
彼女は真っ直ぐに俺の目を見つめながら話を続ける。
「見ててわかるもん。ちょっと興奮しちゃうところなんか、もう末期だよねw 末期www」
ちょうどいいタイミングで茶化してくれる。これも彼女なりの気遣いなんだろう。
でもギリギリなのは きっとマドカも一緒だったと思う。
「じゃ、私が話すね。テキトーに。聞きたいことがあればその都度答えるから、質問して」
「う、うん。わかった…」
ああ、ついにこの時が来てしまった。
俺はネットカフェで、デリ嬢としてのマドカを検索して、ある程度把握したつもりではいた。
でも、直接本人の口からそれを語られるのは、重みが違いすぎる。
手のひらが汗で凄いことになってた。
それ以上に、パンツの中で我慢汁がひどいことになっていた。
93 :ヒロシ:2013/05/10(金) 10:24:17.64 ID:DnVdmJkp0
「とは言っても、何から話せばいいんだかw」
困ったように笑う彼女は、とても綺麗な気がした。
大学生だった頃よりも体重はさらに落ち、美容師としての自覚がそうさせたのか、お洒落さんになった気がする。
大学時代は お互いジャージで過ごしてるような感じだったが、今では俺の服装のダサさを指摘してくる程だ。
「まず誤解を解いておこう。ヒロシは自分が風俗使ったことないから、わからないことのほうが多いよね」
それはある。俺は自分が客になったことがないからすべてが想像や妄想で、それがイライラする原因の一つだ。
「例えばさ、3時間コースを選んだお客さんがいるとします」
「はい」
「その3時間、ずっとエッチなことをしっぱなしなんだろうって不安に思ってるよね?」
「(´;ω;`)ウン」
「ハッキリ言って それは誤解なんだぞ?」
彼女は俺をなぐさめるように優しい言い方をしてくれた。
「え? ほんとに? 違うんですか?」
まるで先生と出来の悪い生徒みたいで、これは これで萌えてきた。
94 :ヒロシ:2013/05/10(金) 10:26:37.43 ID:DnVdmJkp0
「あくまでも私個人の経験上の話ね。他の女の子は どうなのか知らないし」
「うん」
「それにこれは、デリ、の話で、お客さんが お店に通うタイプの店舗型ヘルスだと違うかもしれない」
「はぁ」
なんか風俗に詳しい彼女ってのも、趣があって宜しいかと…_| ̄|○
「だいたい2時間以上のコースから、ロングコースって呼んでたんだけど」
「うん」
「ロングを頼むお客さんって、お金にも、心にも、余裕があるんだよ」
「へー」
「だから、ガツガツしてないの。遊び方がスマートな感じ」
「よくわからん」
「簡単に言うと、プレイ以外の時間が長い。喋ったりしてる時間が長いってこと」
「むむ」
「場合によっては、カラオケしたり、ルームサービスで食事したり、お酒飲んだり」
「そうなんだ」
「旅行に行ってお土産持ってきてくれたり、その旅行の話ばかりで終わったりする人もいた」
「なんか安心したw」
デリヘルって、楽しみ方は それぞれなんだな。
店に行くんじゃなくて、ホテルに呼ぶってのは、自由度が高いってことか。
95 :ヒロシ:2013/05/10(金) 10:28:52.11 ID:DnVdmJkp0
「安心させておいて、突き落とすけど、例外なお客さんも勿論いるからね」
「あい…」
「ロング頼めばプレイ時間も長いんだろ、色々エロエロだろ、的なお客さんのことね」
「・゜・(ノД`)・゜・」
「さらに どん底に突き落とすけど、短いコースを頼むお客さんほど、エロい」
「・・・。」
「短い時間内ギリギリまで粘るというか、最後にシャワー浴び終わったあとで もう1回って言われたり」
「・・・。」
「何回でも求めていいの?」
「一応、店のプレイ内容の説明には、時間内発射無制限って書いてるから…」
「多い人で何回くらい?」
「50分コースで5回イった人がいたw」
「うわぁwww」
笑い事じゃないよね…。
この時も2人で一緒に笑ったあと、( ゚д゚)ハッ!ってなった。
>>次のページへ続く
でも知りたくないようなことでも、俺は知っておきたいのだ。そういう矛盾を、俺は心に抱えていた。あるいは、その矛盾に心を蝕まれつつあったのだろう。
そして、俺がそういう矛盾を心に抱えて色々葛藤していることをマドカはきっと見抜いていた。
だから俺が知りたいことに素直に答えてくれるのは、マドカなりの優しさであり、ある意味、謝罪だったのかもしれないとも思う。
「時間は限られてるからね。そもそも綿棒とか、なかったし」
「そっかぁ」
「あ、綿棒はあったかも。ラブホの洗面所って、けっこうそういう備品揃ってるよね」
「あーそういえばあるねぇ」
マドカの口から「ラブホ」っていう単語が出てきて、ちょっとだけ胸が苦しくなる。
俺自身はこれまで一度も、マドカとラブホに行ったことがなかったから…。
84 :ヒロシ:2013/05/10(金) 06:01:20.36 ID:DnVdmJkp0
「一番長いコース頼むお客さんって、どのくらいだったの?」
「時間? んっとね、最高で12時間って人がいたwww」
「は?半日?」
「笑っちゃうよね。え?12時間ですか?本当ですか?って3回くらい聞き直したよw」
「ちょっと、それ料金いくら?」
「えー。あんま覚えてないな。ロングになるほど割引率高かったんだよなぁ確か…」
別に金額なんて どうでもよかった。12時間ものあいだ密室で客と2人きりかよ…って凹んでた。
「18万くらい? 20万までいかなかった気がするw」
金額なんてどうでもよかったはずの俺でもさすがに唖然とした。金って、あるところにはあるんだな…。
85 :ヒうロシ:位2013/05/10(金聖) 06:10:27.94 ID:DnVdmJkp0
「差そ訟の豪12カ時間需の鮮うち属、閥プレイ蚕時且間って転…瀬どのく秀ら四いなの減…?」被
恐未ろし赤く不育安な気持ち逐。挑でも紛聞か耗ずに玉はいら略れないお。死す笛ぐに違う貧言沼葉で聞母き町直損した。載
「曹つか試…何回…zイか2せて殉あげ…た…の…殿?」
さす雌が黒にコレは聞いても廷良い銃話題在なの飲かど走うか歳、果たして渡聞くべ甚き事だっ升たの拒か、某質問柄した醜あ壱とに瀬なっ港て郷少し1後弟悔し完た蒸。孤語何尾症は踏消え値入奪りそう及にな皮っ没てた馬し、ち岩ょっと泣怪き丙入望ってたかも潮し顕れ斥ない。即
「認な破・い腹・系しょ・歯w」
俺の不安な気持ちと益、だがしか娯し脚、壇それを鋭上回機っ頼て坑しまう知り肉た象いっ教て気鑑持ちを還、コマド者カは商理解戸し押た経上であ泰え借て茶化恵してく伏れ楼た閉の直だと逓俺は買思う細。
重m苦し至い質茎問に廃対伏し幸て、迅重む苦遭しい辱答塚えん方雄にな届ったらえ、耗お通元夜介みたい克な2沈人になってし耳まう蛮。
マ貝ド竜カNが圏冗談為っ汗ぽく御茶化し張て疎くれたお棋かげで、適召度に華全該身享の力が寂抜け夢た疾気がす話る二。
「イ跳ジ入ワMル気す監んなーw そクんな衆言い方され擦たら刊 ますま東す錯俺辞が禁知り晴た起が治るっ兵て騎わかっ虜てるだ門ろ6ーw」折
「うふふwww」
マ外ドカは疎片違方の耳掃盤除を終えて催、今密度は反著対の逸耳ね副、っ舗て処感じ循で欠俺任を評誘導しな叫がら微笑利んでた。
86 :ヒロシ:2013/05/10(金) 06:14:13.12 ID:DnVdmJkp0
話している内容はエグいが、ポカポカ陽気の午後で、マッタリとした雰囲気もあった。
俺は体を反対向きに入れ替え、再び膝枕をしてもらう。チンコが勃ってた。
「教えてくれないの?」
「大人しくしてないと、綿棒、奥まで突っ込むぞ」
「怖い…」
俺は図体こそデカいけど、普段の生活においては マドカに結構イジメられたり、イジられたり。
尻に敷かれてた方が気楽だったし、そのぶん思い切り甘えられるという利点もある。
「そういうのって、本気で知りたいの?それとも単なる興味本位?」
「え、うーんと。正直言うと、本当は知りたくないのかも」
耳掃除をするマドカの手が止まって、俺の話の続きを待っているような感じだった。
「でも知らないままでいるのも辛いんだよ、なんか仕事中もイライラしたり…」
「そっかぁ…ごめんね…」
謝られるのも本当は辛い。
そしてマドカのほうが辛いってこともちゃんと理解はしてた。
87 :ヒロ貯シ較:二2013/05/10(金) 06:18:56.20 ID:DnVdmJkp0
「固でもね、披私貸がヒ単ロシの立集場なら問、やっぱり根解掘り葉掘り崎聞兵いち液ゃう調と褐思う延なぁ巻」服
「猿で災しょ薪で焦し担ょ?弾」
「堤で署も九、申知り徳たい黒って直思う缶理由竹が秀微妙光に違方う降か働も」牛
「靴え倍?泳ど河う択い払うこと?忙」
「私なら培、そん均な女と蒸 こ枚の先も美ず雌っ弔と鏡一敬緒店に過ご仰しJてい琴け奮る彰の対か嘆どう狩か、そ薦の判断材料に輝使うか矢なぁ鶏」誤
マド朕カ化のその宿セ度リ術フ違は武、ど法こ械かヌ寂選しげで、他憂いを納帯参びて留い祉た物ように容思慰う縁。押
俺は航何維も言ってあ模げるこ債と刷が匠出層来標なく滑て慮、全マ殴ド窯カが損吹っ切株れた呈ように逆滴に祭明る荒い期声oで話川し出替す酸。続
「鎮私但、聞か祥れ凍て価困公る誘よ妊う働なことないZし章、2ヒロ相シ謙が本当に知聞構き恐たい猛ならなんでも繕話す潤よ?態」光
世唱の中鉛に秩は農知らな枠い方Xが幸肩せ、斗っ搾てこと昨がた超くさ歳んあると思枠う月。範
でも脂、マ茂ド零カに関し弁て、畔他剤の値男が知淑っ風て就い欄る偽の坂に、俺が軍知3らない弔こと省があ税るtというこ渦と下。俺冠は戻 た択だ能それだ尼けで不幸なん概だ。
そんなこ努と俊を軌一版生懸命よ伝えた気がす簿る。扉
「わ降か朝った略。着じ唱ゃ正狭直鼓に話繕す衆よ。耳掃除沢終師わっ並て卵か琴らで痢いい俊よね」陛
彼K女午はそう部言う具と、観再び綿製棒を辛動路かし拒始樹める膨。
ち男ょっ敗と勇イジワ慎ル祝な岬感茎じで痛か英った涯(ノД担`浄)
--------------------
88 :ヒロシ:2013/05/10(金) 06:37:24.36 ID:DnVdmJkp0
「はーい、おしまーい」
そう言ってマドカは、フーって俺の耳元に息を吹きかけた。
俺は時々 彼女に子供みたいに扱われることがあって、でもそんな時のマドカは すごく優しい感じがした。
それは包容力っていうやつなのか、そんなところもデリ嬢として人気が出た理由の一つだったのかもしれない。
元々生まれながらに持っていた資質なのか、それとも色々と苦労を背負った結果身に付いたものなのか。
そのどちらなのかは わからなかったけれど、一緒に居ると すごく安らぎを与えてくれたのは間違いない。
飲み物とお菓子なんかを準備して、場合によっては険悪な雰囲気をもたらす これからの話題に備えた。
2人とも努めて明るく振舞っていたような気もする。
「ってゆうか、私のデリ時代の話を聞きたがるときのヒロシって、ちょっと興奮気味だよね?w」
「え?w あ、うんw バレてたかw ごめん…」
89 :ヒロシ:2013/05/10(金) 06:38:58.38 ID:DnVdmJkp0
「耳掃除してるときも、ちんちん勃ってたでしょw」
「・・・すいませんwww (まだ勃起中です)」
「ま、人それぞれ、色々な性癖があるからねぇ…」
色々な性癖、マドカのその言葉に俺は更にチンポを硬くしてしまった気がした。
確かに彼女は色々な男たちの色々な性癖を目にしてきたに違いない。勿論、それは目で見る程度、だけのことじゃない。
その手で、その体で、性癖を受け止め、男達の性欲を解消する役割を担ってきたのだ。
勿論俺だって、大学時代を含め、こうやって再会した今でも、マドカをそういう目で見るときがある。
俺はマドカの彼氏だから特別な存在、なんてことはなく、俺もマドカに欲望をぶつけてきた男達の一人なのだ。
91 :ヒロシ:2013/05/10(金) 10:21:41.81 ID:DnVdmJkp0
「で、どうする?私が勝手に話す?それともヒロシが質問して私が答える?」
飲み物を ちょっとだけ口にした彼女が本題に戻す。どうやら話題をうやむやにするつもりはないようだ。
「ちょっと待って。あのさ…本当は話したくないなら、別にいいんだよ言わなくても」
「ペラペラ話すようなことじゃないけど、だいじょうぶだよ」
マドカが無理してないか見極めようと、その本心がどこにあるのかを探ろうと、俺は集中する。
「それに、色々と知ってもらって、その上でヒロシにはもう一度選ぶ権利があると思うし…」
そういうことか。そうだ、彼女は「判断材料」だなんてそんな言葉をさっき口にしてた。
要するに、全部打ち明けた上で受け入れてもらえないようなら、この先はないって思ってる。
彼女がデリ時代の話を隠さずに話してくれるのは、そういうところに本心があるのだ。
「べ、別に俺、色々聞いても、それを判断材料にしようとか そういうつもりはな…」
「わかってる。でも、きっと、この先もずっと ずぅううっと気になることだと思うんだよ」
マドカはわかってる。俺なんかよりも、その過去をずっと気にしてる。
92 :ヒロシ:2013/05/10(金) 10:23:12.81 ID:DnVdmJkp0
「ヒロシはもうギリギリなんだよ。私がデリしてたってことに関して。ギリギリのとこで精神の均衡を保ってる」
彼女は真っ直ぐに俺の目を見つめながら話を続ける。
「見ててわかるもん。ちょっと興奮しちゃうところなんか、もう末期だよねw 末期www」
ちょうどいいタイミングで茶化してくれる。これも彼女なりの気遣いなんだろう。
でもギリギリなのは きっとマドカも一緒だったと思う。
「じゃ、私が話すね。テキトーに。聞きたいことがあればその都度答えるから、質問して」
「う、うん。わかった…」
ああ、ついにこの時が来てしまった。
俺はネットカフェで、デリ嬢としてのマドカを検索して、ある程度把握したつもりではいた。
でも、直接本人の口からそれを語られるのは、重みが違いすぎる。
手のひらが汗で凄いことになってた。
それ以上に、パンツの中で我慢汁がひどいことになっていた。
93 :ヒロシ:2013/05/10(金) 10:24:17.64 ID:DnVdmJkp0
「とは言っても、何から話せばいいんだかw」
困ったように笑う彼女は、とても綺麗な気がした。
大学生だった頃よりも体重はさらに落ち、美容師としての自覚がそうさせたのか、お洒落さんになった気がする。
大学時代は お互いジャージで過ごしてるような感じだったが、今では俺の服装のダサさを指摘してくる程だ。
「まず誤解を解いておこう。ヒロシは自分が風俗使ったことないから、わからないことのほうが多いよね」
それはある。俺は自分が客になったことがないからすべてが想像や妄想で、それがイライラする原因の一つだ。
「例えばさ、3時間コースを選んだお客さんがいるとします」
「はい」
「その3時間、ずっとエッチなことをしっぱなしなんだろうって不安に思ってるよね?」
「(´;ω;`)ウン」
「ハッキリ言って それは誤解なんだぞ?」
彼女は俺をなぐさめるように優しい言い方をしてくれた。
「え? ほんとに? 違うんですか?」
まるで先生と出来の悪い生徒みたいで、これは これで萌えてきた。
94 :ヒロシ:2013/05/10(金) 10:26:37.43 ID:DnVdmJkp0
「あくまでも私個人の経験上の話ね。他の女の子は どうなのか知らないし」
「うん」
「それにこれは、デリ、の話で、お客さんが お店に通うタイプの店舗型ヘルスだと違うかもしれない」
「はぁ」
なんか風俗に詳しい彼女ってのも、趣があって宜しいかと…_| ̄|○
「だいたい2時間以上のコースから、ロングコースって呼んでたんだけど」
「うん」
「ロングを頼むお客さんって、お金にも、心にも、余裕があるんだよ」
「へー」
「だから、ガツガツしてないの。遊び方がスマートな感じ」
「よくわからん」
「簡単に言うと、プレイ以外の時間が長い。喋ったりしてる時間が長いってこと」
「むむ」
「場合によっては、カラオケしたり、ルームサービスで食事したり、お酒飲んだり」
「そうなんだ」
「旅行に行ってお土産持ってきてくれたり、その旅行の話ばかりで終わったりする人もいた」
「なんか安心したw」
デリヘルって、楽しみ方は それぞれなんだな。
店に行くんじゃなくて、ホテルに呼ぶってのは、自由度が高いってことか。
95 :ヒロシ:2013/05/10(金) 10:28:52.11 ID:DnVdmJkp0
「安心させておいて、突き落とすけど、例外なお客さんも勿論いるからね」
「あい…」
「ロング頼めばプレイ時間も長いんだろ、色々エロエロだろ、的なお客さんのことね」
「・゜・(ノД`)・゜・」
「さらに どん底に突き落とすけど、短いコースを頼むお客さんほど、エロい」
「・・・。」
「短い時間内ギリギリまで粘るというか、最後にシャワー浴び終わったあとで もう1回って言われたり」
「・・・。」
「何回でも求めていいの?」
「一応、店のプレイ内容の説明には、時間内発射無制限って書いてるから…」
「多い人で何回くらい?」
「50分コースで5回イった人がいたw」
「うわぁwww」
笑い事じゃないよね…。
この時も2人で一緒に笑ったあと、( ゚д゚)ハッ!ってなった。
>>次のページへ続く