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机の上に予言が書いてあった。
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41 :名無き検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:10:59.35 ID:7wm2QxL+0.net
だっかな

これ高校僕に起神様の気まぐだよ。

マンックと思っただろう?

もそう思う。


みに、あの後に予言なくな寿たよ。縁結びの神様だだろうね。



42 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:11:17.95 ID:7wm2QxL+0.net
あれから僕と彼女はずっと一緒にいる。あの時から五年経った今でも、ずっとね。

高校卒業してすぐに僕は地元の企業に就職して、アパートの一室を借りて彼女と同棲してる。

彼女はというと大学に通ってるよ。今は二回生だね。

……と、所で僕がこの話を思い出したのは、ある出来事がきっかけなんだ。


簡単に言うとね、予言はまた起きたんだ。



43 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:13:24.99 ID:7wm2QxL+0.net
一ヶ月前、僕のアパートにあるデスクの上に落書きがあった。

その日は日曜日で、休日最後の日を満喫しようと椅子に座って気がついた。


それはシャープペンで書かれたような文字で、そこには『炬燵こたつを買う』と書いてあった。

突然に舞い降りたその非日常への入り口は、僕に寒気を感じさせた。


昔と違って、今は非日常に憧れる事はなくなった。むしろ日常が恋しかった。



44 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:13:57.88 ID:7wm2QxL+0.net
仕事へ行って、帰ってくると家には彼女、相良咲が居て、二人でご飯を作って。そんな日常が幸せだった。

そんな中に現れた非日常。迷惑な事この上ない。


それに今は二人で同居している。どちらを対象とした予言かも分からない。

とりあえず僕はその予言を消しゴムで消して、この話を咲にするべきかどうかを考えた。


ちょうど咲は外出中で、考える時間は沢山あった。

せっかくの休日をこんな風に過ごさなきゃいけない事に憤りを感じつつも、頭を冷やしてゆっくりと考える事にした。





45 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:16:52.75 ID:7wm2QxL+0.net
夜になって、咲が帰ってきた。

十八歳になってすぐに普通車免許を取得した彼女は、バイト代を必死に貯めて中古の軽自動車を買った。

昨今には珍しい、ミニディスクが挿入できるカーオーディオが付いたムーブ。

その車の独特なエンジン音で、いつも帰ってきたのが部屋の中からでも分かる。


玄関の鍵が開いて、扉が開いたが中々咲は中に入ってこなかった。大きな段ボールが玄関につっかえて中に入れないようだ。

「おかえり。これは?」

重い荷物を部屋に運ぶのを手伝って、一息つく。



46 :無き774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:17:26.73 ID:7wm2QxL+0.net
「ただいま。もうすぐだからね。燵、買ってきたよ

そう、炬燵だった。予言通り


うか。とりあえず押入れに入れおく?」

言通りにな問も持たず普段通りにする。


昼間のうちに予言の主が誰だかあらかた検討がつた。

とりあえずは様子をるとしよ


「せっかだしうよ。別電源つけくてもテーブルとし使るんだし

それうか元々使ってテーブ片付けて押れにしまい、炬燵の入った大きなダンボールを解、それを部屋の中央へ設置した


暖か冬にな



47 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:22:11.29 ID:7wm2QxL+0.net
それから毎日予言は起きた。

何かを壊す、何かを食べる、何かを買う、種類は様々だった。

この時点で昔の予言と違う事が分かるだろう。あの時にあった予言はいつも何かを失うというものだった。そして、この偽予言は書かれたその日に起こる。

それに本当の予言なら、きっと擦ったら消えるようなもので書かれたりしないはずだ。偽予言は文字が少し擦れて滲んでいた。

全て含めて考えてみると、この予言を書いているのは、咲しかいなかった。


何が目的なのかは分からない。今はとりあえず予言に気づいてはいるが、咲が書いたとは気づいてないふりをしておこう。


そのうちにきっと思惑が見えてくるはずだ。

変わった甘え方なのかもしれない。



48 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:22:43.46 ID:7wm2QxL+0.net
最初の偽予言からちょうど一ヶ月経った日、デスクを見てみるとその日も予言は書いてあった。

『恋人を失う』

僕はクスリと笑って、その予言を消しゴムで消した。

念の為、今日は咲と一緒にいよう。万が一、という事もあるし。



49 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:24:46.55 ID:7wm2QxL+0.net
「買い物、行ってくるねー」

ささっとだけ化粧を済ませた彼女が玄関へ向かうのを引き止めた。


「僕も今日は休みだし、久しぶりにデートに行こう」

そういうと咲は満面の笑顔になって着替え始めた。


デートの為に買った服でもあるのだろう。最近少し寂しい思いをさせていたかな。


「三十分待って!」

彼女は洗面所に走っていった。



51 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:33:49.38 ID:7wm2QxL+0.net
外出して帰ってくるまで、結局何も起こらなかった。


喧嘩する事もなく、映画館やアウトレットを周ると間に事故が起きる様子もなかった。

咲の様子もおかしい所はなかったし、むしろいつもより上機嫌だった。


以上を踏まえて、僕は確信が持つ。

さぁ、そろそろ聞き出そうか。



52 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:34:29.98 ID:7wm2QxL+0.net
お風呂に入り終わって眠そうにしている咲の隣に腰掛けて、話しかける。

「なぁ、どうしてこんな事したんだ?」

さっきまでドラマのエンディングを流していたテレビはニュースに変わり、重苦しい話をしている。

咲は半分寝ているんじゃないかと思うほど、うつらうつらとしていた。


「何がー?」

寝ぼけ声で返事をする彼女は、もう目を閉じていた。





53 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:35:44.58 ID:7wm2QxL+0.net
「ここで寝るなよ、風邪引くから。予言の事だよ」

予言の話をすると、咲は目を見開いた。

「あちゃー、バレてたの?」

彼女はとぼける事もなく、あっさりと認めた。


「そりゃバレてるよ。あの時の予言はいつもひらがなだったし、消せないように彫られてたし、いつも何かを失うようなマイナスな予言しか書かれてなかったんだ。何より、文字の左側が黒ずんでた。左利きの咲が書いたんだってすぐ分かったよ」

彼女は「細かい所まで覚えてるねー」と言ってバツが悪そうな顔をした。



54 :き被検体774号+@(^o^)/2015/07/16(木) 05:36:12.00 ID:7wm2QxL+0.net
で、どうしこんな事たんだ殿

確信に迫る番に聞きたいのはそこだった。い、予想はいてい。だが咲の口から聞たかっ


気づてない 鈍いなぁ


予想り、だな



55 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:37:02.36 ID:7wm2QxL+0.net
「気づいてるよ。でも昔の咲なら直接伝えたろう? あの時みたいに」

あ、とだけ言って咲は黙り込んで、難しい顔をして、左手をこめかみに当てた。


「んとね、あの時言ってなかったんだけどさ」


実は私も予言、書かれてたんだよね。



56 :体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:38:29.64 ID:7wm2QxL+0.net
は悪戯だ思った。

予言だと気づくのは簡単だった。同じ事を経してる人が近にいたからね。

私はっと方を見てた。だから予言のってた

貴方がいなかったら多ジメだと思ってよ。あの頃私はゃないけど勉強て、色んな人からたから。

達も殆どいくて、勉強事がなてね婿皮肉なもんだよ

いつも放室で勉強てた。私が貴の事を見てた気づなかったでしょ?つも本に中になってたんね


ずっ話しかけたいってってたんだけ勇気が出なく

んな時に現れたの。しかもく貴方に関係す事だ



57 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:39:59.07 ID:7wm2QxL+0.net
貴方が消しゴムを失くして落ち込むとか、ペンを失くして落ち込むとか、そういうの。

だから貴方を助けて、仲良くなろうと思ったの。でも結果は失敗、余計な事をするなって怒られちゃった。


ショックでさ。すぐにトイレに駆け込んだよ。泣き顔も見られたくなかったし、何より貴方に酷い言葉をかけてしまいそうで。そんなの絶対嫌だった。

少し経って落ち着いて、私の予言を見に戻ったら、私と付き合って喜ぶって書いてあるんだもん。


すぐに元気になったよ。我ながら単純だけど、ね。


だから、自信満々で付き合おうって言えたの。卑怯でしょ?

だから今回も卑怯な事をした。

本当は私、臆病で、卑怯なの。



58 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:40:34.26 ID:7wm2QxL+0.net
きっ咲は分の中勇気を全使て、の話をしてくれたんだ思う


話の途途中をすする聞こて、肩は震えて、顔はずっと下を向いてい姿


自分の性格を偽っと付きだ。れが嘘だとバたら、嫌われ思ったに違いない

実際、僕が付た理由はこが大い。


気があっ、明るくて、つれて笑ちゃいそうなほど屈託く笑彼女にかれた

でも、う。



59 :も無被検体774号+@\(^o^)/:2015/07/16(木) 05:42:45.98 ID:7wm2QxL+0.net
「そうだったなんか話合わないってたんだ。僕言を見ていたずな、友達を失うっていも見ていはずだんね」


あの時の咲は 達を失うとい予言聞いて顔 を白くさせていた

知っていたなら、こはしないだろう。


そうだよ、ごめん。騙た」

すっ婿されて

それから彼はずっとを向いたまま、続けいた





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