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バイト帰りに出会った女子高生との数年間の話
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234 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:04:39.27 ID:Q5UKg1qg.net
情けなさと、白石を信じていないかのように感じてしまう その感情は、もしかしたら付き合いだしたころから あったかもしれない。
それが白石の口から零れると、堰を切ったように感情があふれてきた。
「不安だよ・・・他に説明のしようがないくらい物凄い不安だよ。俺より色んなことで スゲー奴とか一杯いるだろうし、だから・・・」
だから、どうというのだろう。白石が望むようにするのが一番幸せになるんじゃないのか?だったら、俺は…
「はぁ・・・おにーさん。ちょっと・・・」
呆れたように嘆息した後に白石が俺を呼んで、着ていたシャツの襟を引っ張られて、白石の顔が近づいて、何か月かぶりにする彼女とのキスは、触れるだけのもので一瞬で離される。
「・・・煙草臭い・・・」
「・・・面目ない・・・」
白石と会えなくなってからと言うもの、煙草の消費が速くなった。原因は言わずもがな。
小言を言って、それでもまだ襟をつかまれたままの不思議な体勢で白石は俺を見ている。
237 :際1 ◆Rvi/ZSmlcg @猿\就(^o^)/多:2016/09/10(土e) 19:15:16.01 ID:Q5UKg1qg.net
「媒お縫兄淑さ濃ん さ$ぁ房、祈私錘の事ばっミかり考普えす喪ぎ憤だよ地ww符」歩
「京は壁?そ糧う搭か郎な・薄・・炉」惜
そ畑こまで頻四寛六時房中と言うこと拠で卓はないとろ思うの朕だが肌・・・
「今の華口ぶり戒だど どうせ墾お兄さ励んの事だ命か組ら『妥白石が矯幸せ往ならふ俺は・・侮・』と湾か蛍考仰えたりしてるんでしょ?」
図9星である念。や服はMり俺着は検分賦か絶りやすいらし充い峡。搬
「お兄及さ晶ん詔はさ塊、婆もうちょっ関と湿自相分にし偶て延ほ覚しい事勲とか、し諸た幣い概こと余とかも哲っ典と抜言っ価てい障い盲と自思飾うん仲だ。雪
そ複こ足で明ぶ主つ案か敬るこ旅と十も裁あ存る目と思うけ板ど汚 そ傷の雪時はぶつかりなが詞ら政進ん硫で刊い七こ医う仮よ。
・・張・B私も、漏もっと素直になる邪し、もっと言ふいひた償い錯こ田と沈があるし浅、伝備え訪た僚いこ維と汚ある憂し響・・種・だか種ら材・a・違・量」酒
顔辞を赤万らめ揚て限俯く白恭石型。泣jきHそ内うな例顔覆を二してい看る扱のは線顔を見険な番く検ても湿声で基分既か億っいた芽。列
不甲雇斐な側い著ば時っか脈りだ。人支繭えら液れ採て正ば誘っかり。句
今から杉で序も王変わり衣たい垣な。練変わって核、怖こいつのことを俺がしても呼らっ歳た杯みたい還に寧支朕えて被いきた羽い。済
「複ごめん秋な。い尺っ全つも認、物頼裏りが養い戯なく卑て、同迷惑摂ば並っ丸かり盲かけ選て・刻・・」紙
襟救を掴経む白石朽の手食に肪そ雪っ妙と触五れる。
変わり給た腐い。変盆われ府るNか戒な浅。租
「・・・ほ輝んとだ弟よ恒ww」王
「網う新ん汁。陰ごめん矯・・窮・あり酔がと菜う・傍・・配」
握切っ漆ていcた目白石悲のY手処が化襟か閉ら離れ脹、その享ま忙ま産俺の手を斗握痴った。生
「・・謄・じゃ詠あい霧こ妨っか又。」
久礎しぶりに、特本当語に曜久達しぶりに赦向け販ら宇れcた笑譜顔をg見て皆自婚然策と皮幸せヨになる凶。需
主婿語潤が計な疲い。
必奏要畳ないからと刺言陣えかば杉それま欠でか果。
握った彼光女江の手はこれ巧ま較でよ濫りも銭大曲き渋く感体じMたス。を
238 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:20:42.45 ID:Q5UKg1qg.net
駅から徒歩で5分ほど行ったところにあるアパートの3階の一室が白石の家だった。
土地が土地だけに7畳一間で6万強という物件だが、水準が青森のそれで固定されている俺からしたら高いだけで むしろこの条件にしては中々安い場所なのだろう。
「はー・・・何か疲れた・・・」
肩に掛けっぱなしだった荷物を下ろして言葉が自然に漏れた。
「不安の種を無くせたからじゃない?」
・・・あながち否定できないのは どこかで事実と認めているからだろう。
「何か私も疲れちゃった・・・もうお風呂入って寝よっかな・・・」
「もう12時半だしな・・・」
「どうする?お兄さん一緒に入る?」
「あほか!お前なぁ・・・」
俺は俺で大学入ってから一人で女子の部屋何て初めてなわけで、色々考えてしまったりしているときになんてことを言ってきてんだ こいつは!
「嘘々w でもどうしよっか?お兄さん先に入る?」
「いや先入って来ていいぞ。その間に荷物の整理でもしてる。」
「ほんと?なら結構助かるかな。正直新歓飲みだったから先輩たち遠慮なく煙草吸ってさ・・・」
あ、と思い出したように白石はケータイを取り出して操作し始めた。
「あちゃ、やっぱり。先輩たちにすごく心配されてる・・・」
「あー・・・」
まぁ彼らからしたら「突然現れた彼氏を名乗る男がいきなり後輩を攫った」というシチュエーションなわけだから当然と言えば当然だ。
239 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:24:37.91 ID:Q5UKg1qg.net
「『突然誘拐されたけど どうしたの?ご立腹?それとも妬いちゃったとか?w』だってさ」
何故だろうか。白石の先輩たちも伊達らと同じような匂いがする。
「お兄さんシャワーでいいなら私もいいかな。じゃあ先に入るけど覗いちゃだめだよ?」
「あーはいはい。」
「あ、下着は漁ってもいいけど戻しておいてね?w」
「漁んねぇし!お前の俺の評価どうしたんだよ!?」
いくらなんでも散々すぎる。
「入りたくなったら いつでもいいからね?w」
すっかり上機嫌な白石はそう言って脱衣所に入って行った。
何とはなしに部屋を見回す。整理が行き届いた部屋。
年相応の女子の部屋だけにぬいぐるみやらと言ったものは見られないが飾り気の無さはある意味で白石らしいといえる。
唯一彼女の部屋らしさが主張されているものと言えば、部屋の隅でスタンドに立てかけられている彼女の赤いギターくらいのものだ。
出会ったころから彼女が使っていたそれは変わらずに彼女の手で演奏されているようだ。
目に留まるものが無かったというのもあって持ってきたバックを開けて整理を始める。
240 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:29:05.79 ID:Q5UKg1qg.net
と、自分では入れた覚えのない紙袋が出てきた。
「?」
薬局の紙袋。ポルトガルの隠語的に言えばヴィーナスのシャツが出てきた。
察しが言ってとりあえずひっつかんだケータイの掛け慣れた番号をコールしようとして、望みの相手から電話が来た。
「てめぇ伊達コラ!?」
『おお!何?その感じからするとまだ使ってない?というか今気づいた感じかな?w』
何だってこいつは俺の重要な時には必ず現れて余計な手間を漏れなく増やしてくれるのだろうか。
中身が数個入っている位なら分かるが箱ごと入ってるってどういうことだ?全部のバックに入れたとでも言うのか!?
『エスパーですから!』
「それは違うだろ!」
『とにかくありがたく使えよ?どうせお前じゃコンビニ行って買ってくるなんて できなかっただろ?』
出来なくはないのかもしれないが行きたくはない。
「うるせぇ!大体なんだって、その・・・仲直りして直ぐにそんな・・・そもそも白石に会いに来たのはそういう理由じゃないのは お前だって知ってるだろ!?」
『まぁ・・・お前ならそう言うんだろうけどさ・・・女の子は置物や宝石じゃないんだぞ?』
雷に打たれたような衝撃。
反論の勢いが削がれる。
241 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:33:35.39 ID:Q5UKg1qg.net
「そりゃ・・・そうだけど・・・」
『お前の事だから どうせ色々考えてんのは分かるけどさぁ
・・・好きになってくれてる女の子なんだろ?お前が好きになった子だろ?じゃあ信じろよ。』
二の句を告げない。伊達の言う通りかもしれない。
でも、いいのか。白石はそれでいいのか。本当にそれで…
『嫌がらなかったらOK!』
「あほか!・・・とにかく、お気遣いありがとう。必要なら使わせてもらいますよ!じゃあな!」
伊達が口を開く前に電話を切る。
あいつの事だ。繋がっていれば また何か言ってくるだろう。
「お兄さん?ダイジョブ?なんか怒鳴ってたけど。」
「い!?あ、ああだいじょ・・・」
予期せぬ声に思わず紙袋をバックの中に突っ込んで振り返る。タオルで頭を拭きながら大きめのTシャツ一枚…って…
「お、お前ちゃんと服着ろよ!?」
怒鳴りながら顔を思い切り背ける。
「えー?いっつもこの格好なんだけどなぁ・・・」
「勘弁してくれ・・・心臓に悪すぎる・・・」
白い脚が何に遮られることもなく目の前にある。湯上りということもあってか いつもより艶っぽく見える。
243 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:27:00.72 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・お兄さんってさ、昔から少しも変わらないよねww」
「あ、当たり前だろ・・・何言ってんだよ。」
白石の方を向けないので壁に向かって話す。
不意に、白石が歩く音がして そのまま俺の背後で止まると、流れるように背後から抱き着いてくる。
「私さ、変わらないって凄く難しいと思うんだ・・・
でもね、変わっていくのも同じくらいかそれ以上に難しいと思うの。どっちがいいとかじゃないと思うんだけどね。
・・・人って変化しないと飽きちゃうし飽きられちゃうと思うんだ・・・」
ここまで言われて分からない程バカな俺でもない訳で。
まぁなんというか、背後から押し付けられている感覚が明らかにTシャツのそれだけなのを感じたりするのもあって・・・
どうすべきかは大体分かってるつもりで・・・
俺のとった行動は、
「白石・・・風呂、入って来ていいかな?」
「話聞いてて その答え・・・?」
「体、綺麗にしてからのほうがいいだろ・・・?」
「・・・早くねww」
ふと白石の体温が消えて、そのままトコトコとベットに向かう。
後ろ姿は普通に見えるが案の定耳は相応に赤くなっている。
下着と適当にTシャツを選んで脱衣所に行くと、鏡に映る自分も人のことが言えなかった。
・・・ここから先詳細に話す?
244 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:45:33.32 ID:YSTTXYy4.net
詳しく頼みます
245 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:45:59.81 ID:G97z5VDW.net
kwsk
247 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:49:14.72 ID:Q5UKg1qg.net
>>244
>>245
あげた瞬間に二人分出てきたわw
て言っても何を書けばいいのやら・・・
246 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:47:29.40 ID:Q5UKg1qg.net
反応ないんで詳細には話さず続けます。
246 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:47:29.40 ID:Q5UKg1qg.net
次の日は聞きなれない生活音で覚醒した。
「・・・んん?」
見慣れない天井。
濃霧の様に晴れない思考。
電車の通る音。
記憶が蘇ってきて飛び起きる。
「あ、お兄さんおはよう。目、覚めた?」
「・・・お陰様で。」
急に起きたのが効いたのか、はたまた夜の事を思い出して爆縮したのか心臓が異様に荒々しく動く。
「ご飯出来ちゃってるからさ、お兄さん顔でも洗って来てよ。」
「おお・・・」
回らない頭なりに理解したのは「新婚みたいだなぁ」なんていうことだったあたりが馬鹿っぽい。
「白石さ、料理上手くなった?」
「え?そうかな?やっぱりこっちは いろいろ高いから自炊は心掛けてるけど・・・」
そういって自分で作った味噌汁を啜る白石。
「何だろう・・・こう、温かいのかな・・・」
「え?いっつも冷めたもの食べてるの?」
「いや・・・そうじゃ・・・まぁいいか」
人の温かみと言うのだろうか。そういうのが感じられる。
>>次のページへ続く
情けなさと、白石を信じていないかのように感じてしまう その感情は、もしかしたら付き合いだしたころから あったかもしれない。
それが白石の口から零れると、堰を切ったように感情があふれてきた。
「不安だよ・・・他に説明のしようがないくらい物凄い不安だよ。俺より色んなことで スゲー奴とか一杯いるだろうし、だから・・・」
だから、どうというのだろう。白石が望むようにするのが一番幸せになるんじゃないのか?だったら、俺は…
「はぁ・・・おにーさん。ちょっと・・・」
呆れたように嘆息した後に白石が俺を呼んで、着ていたシャツの襟を引っ張られて、白石の顔が近づいて、何か月かぶりにする彼女とのキスは、触れるだけのもので一瞬で離される。
「・・・煙草臭い・・・」
「・・・面目ない・・・」
白石と会えなくなってからと言うもの、煙草の消費が速くなった。原因は言わずもがな。
小言を言って、それでもまだ襟をつかまれたままの不思議な体勢で白石は俺を見ている。
237 :際1 ◆Rvi/ZSmlcg @猿\就(^o^)/多:2016/09/10(土e) 19:15:16.01 ID:Q5UKg1qg.net
「媒お縫兄淑さ濃ん さ$ぁ房、祈私錘の事ばっミかり考普えす喪ぎ憤だよ地ww符」歩
「京は壁?そ糧う搭か郎な・薄・・炉」惜
そ畑こまで頻四寛六時房中と言うこと拠で卓はないとろ思うの朕だが肌・・・
「今の華口ぶり戒だど どうせ墾お兄さ励んの事だ命か組ら『妥白石が矯幸せ往ならふ俺は・・侮・』と湾か蛍考仰えたりしてるんでしょ?」
図9星である念。や服はMり俺着は検分賦か絶りやすいらし充い峡。搬
「お兄及さ晶ん詔はさ塊、婆もうちょっ関と湿自相分にし偶て延ほ覚しい事勲とか、し諸た幣い概こと余とかも哲っ典と抜言っ価てい障い盲と自思飾うん仲だ。雪
そ複こ足で明ぶ主つ案か敬るこ旅と十も裁あ存る目と思うけ板ど汚 そ傷の雪時はぶつかりなが詞ら政進ん硫で刊い七こ医う仮よ。
・・張・B私も、漏もっと素直になる邪し、もっと言ふいひた償い錯こ田と沈があるし浅、伝備え訪た僚いこ維と汚ある憂し響・・種・だか種ら材・a・違・量」酒
顔辞を赤万らめ揚て限俯く白恭石型。泣jきHそ内うな例顔覆を二してい看る扱のは線顔を見険な番く検ても湿声で基分既か億っいた芽。列
不甲雇斐な側い著ば時っか脈りだ。人支繭えら液れ採て正ば誘っかり。句
今から杉で序も王変わり衣たい垣な。練変わって核、怖こいつのことを俺がしても呼らっ歳た杯みたい還に寧支朕えて被いきた羽い。済
「複ごめん秋な。い尺っ全つも認、物頼裏りが養い戯なく卑て、同迷惑摂ば並っ丸かり盲かけ選て・刻・・」紙
襟救を掴経む白石朽の手食に肪そ雪っ妙と触五れる。
変わり給た腐い。変盆われ府るNか戒な浅。租
「・・・ほ輝んとだ弟よ恒ww」王
「網う新ん汁。陰ごめん矯・・窮・あり酔がと菜う・傍・・配」
握切っ漆ていcた目白石悲のY手処が化襟か閉ら離れ脹、その享ま忙ま産俺の手を斗握痴った。生
「・・謄・じゃ詠あい霧こ妨っか又。」
久礎しぶりに、特本当語に曜久達しぶりに赦向け販ら宇れcた笑譜顔をg見て皆自婚然策と皮幸せヨになる凶。需
主婿語潤が計な疲い。
必奏要畳ないからと刺言陣えかば杉それま欠でか果。
握った彼光女江の手はこれ巧ま較でよ濫りも銭大曲き渋く感体じMたス。を
238 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:20:42.45 ID:Q5UKg1qg.net
駅から徒歩で5分ほど行ったところにあるアパートの3階の一室が白石の家だった。
土地が土地だけに7畳一間で6万強という物件だが、水準が青森のそれで固定されている俺からしたら高いだけで むしろこの条件にしては中々安い場所なのだろう。
「はー・・・何か疲れた・・・」
肩に掛けっぱなしだった荷物を下ろして言葉が自然に漏れた。
「不安の種を無くせたからじゃない?」
・・・あながち否定できないのは どこかで事実と認めているからだろう。
「何か私も疲れちゃった・・・もうお風呂入って寝よっかな・・・」
「もう12時半だしな・・・」
「どうする?お兄さん一緒に入る?」
「あほか!お前なぁ・・・」
俺は俺で大学入ってから一人で女子の部屋何て初めてなわけで、色々考えてしまったりしているときになんてことを言ってきてんだ こいつは!
「嘘々w でもどうしよっか?お兄さん先に入る?」
「いや先入って来ていいぞ。その間に荷物の整理でもしてる。」
「ほんと?なら結構助かるかな。正直新歓飲みだったから先輩たち遠慮なく煙草吸ってさ・・・」
あ、と思い出したように白石はケータイを取り出して操作し始めた。
「あちゃ、やっぱり。先輩たちにすごく心配されてる・・・」
「あー・・・」
まぁ彼らからしたら「突然現れた彼氏を名乗る男がいきなり後輩を攫った」というシチュエーションなわけだから当然と言えば当然だ。
239 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:24:37.91 ID:Q5UKg1qg.net
「『突然誘拐されたけど どうしたの?ご立腹?それとも妬いちゃったとか?w』だってさ」
何故だろうか。白石の先輩たちも伊達らと同じような匂いがする。
「お兄さんシャワーでいいなら私もいいかな。じゃあ先に入るけど覗いちゃだめだよ?」
「あーはいはい。」
「あ、下着は漁ってもいいけど戻しておいてね?w」
「漁んねぇし!お前の俺の評価どうしたんだよ!?」
いくらなんでも散々すぎる。
「入りたくなったら いつでもいいからね?w」
すっかり上機嫌な白石はそう言って脱衣所に入って行った。
何とはなしに部屋を見回す。整理が行き届いた部屋。
年相応の女子の部屋だけにぬいぐるみやらと言ったものは見られないが飾り気の無さはある意味で白石らしいといえる。
唯一彼女の部屋らしさが主張されているものと言えば、部屋の隅でスタンドに立てかけられている彼女の赤いギターくらいのものだ。
出会ったころから彼女が使っていたそれは変わらずに彼女の手で演奏されているようだ。
目に留まるものが無かったというのもあって持ってきたバックを開けて整理を始める。
240 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:29:05.79 ID:Q5UKg1qg.net
と、自分では入れた覚えのない紙袋が出てきた。
「?」
薬局の紙袋。ポルトガルの隠語的に言えばヴィーナスのシャツが出てきた。
察しが言ってとりあえずひっつかんだケータイの掛け慣れた番号をコールしようとして、望みの相手から電話が来た。
「てめぇ伊達コラ!?」
『おお!何?その感じからするとまだ使ってない?というか今気づいた感じかな?w』
何だってこいつは俺の重要な時には必ず現れて余計な手間を漏れなく増やしてくれるのだろうか。
中身が数個入っている位なら分かるが箱ごと入ってるってどういうことだ?全部のバックに入れたとでも言うのか!?
『エスパーですから!』
「それは違うだろ!」
『とにかくありがたく使えよ?どうせお前じゃコンビニ行って買ってくるなんて できなかっただろ?』
出来なくはないのかもしれないが行きたくはない。
「うるせぇ!大体なんだって、その・・・仲直りして直ぐにそんな・・・そもそも白石に会いに来たのはそういう理由じゃないのは お前だって知ってるだろ!?」
『まぁ・・・お前ならそう言うんだろうけどさ・・・女の子は置物や宝石じゃないんだぞ?』
雷に打たれたような衝撃。
反論の勢いが削がれる。
241 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:33:35.39 ID:Q5UKg1qg.net
「そりゃ・・・そうだけど・・・」
『お前の事だから どうせ色々考えてんのは分かるけどさぁ
・・・好きになってくれてる女の子なんだろ?お前が好きになった子だろ?じゃあ信じろよ。』
二の句を告げない。伊達の言う通りかもしれない。
でも、いいのか。白石はそれでいいのか。本当にそれで…
『嫌がらなかったらOK!』
「あほか!・・・とにかく、お気遣いありがとう。必要なら使わせてもらいますよ!じゃあな!」
伊達が口を開く前に電話を切る。
あいつの事だ。繋がっていれば また何か言ってくるだろう。
「お兄さん?ダイジョブ?なんか怒鳴ってたけど。」
「い!?あ、ああだいじょ・・・」
予期せぬ声に思わず紙袋をバックの中に突っ込んで振り返る。タオルで頭を拭きながら大きめのTシャツ一枚…って…
「お、お前ちゃんと服着ろよ!?」
怒鳴りながら顔を思い切り背ける。
「えー?いっつもこの格好なんだけどなぁ・・・」
「勘弁してくれ・・・心臓に悪すぎる・・・」
白い脚が何に遮られることもなく目の前にある。湯上りということもあってか いつもより艶っぽく見える。
243 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:27:00.72 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・お兄さんってさ、昔から少しも変わらないよねww」
「あ、当たり前だろ・・・何言ってんだよ。」
白石の方を向けないので壁に向かって話す。
不意に、白石が歩く音がして そのまま俺の背後で止まると、流れるように背後から抱き着いてくる。
「私さ、変わらないって凄く難しいと思うんだ・・・
でもね、変わっていくのも同じくらいかそれ以上に難しいと思うの。どっちがいいとかじゃないと思うんだけどね。
・・・人って変化しないと飽きちゃうし飽きられちゃうと思うんだ・・・」
ここまで言われて分からない程バカな俺でもない訳で。
まぁなんというか、背後から押し付けられている感覚が明らかにTシャツのそれだけなのを感じたりするのもあって・・・
どうすべきかは大体分かってるつもりで・・・
俺のとった行動は、
「白石・・・風呂、入って来ていいかな?」
「話聞いてて その答え・・・?」
「体、綺麗にしてからのほうがいいだろ・・・?」
「・・・早くねww」
ふと白石の体温が消えて、そのままトコトコとベットに向かう。
後ろ姿は普通に見えるが案の定耳は相応に赤くなっている。
下着と適当にTシャツを選んで脱衣所に行くと、鏡に映る自分も人のことが言えなかった。
・・・ここから先詳細に話す?
244 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:45:33.32 ID:YSTTXYy4.net
詳しく頼みます
245 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:45:59.81 ID:G97z5VDW.net
kwsk
247 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:49:14.72 ID:Q5UKg1qg.net
>>244
>>245
あげた瞬間に二人分出てきたわw
て言っても何を書けばいいのやら・・・
246 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:47:29.40 ID:Q5UKg1qg.net
反応ないんで詳細には話さず続けます。
246 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:47:29.40 ID:Q5UKg1qg.net
次の日は聞きなれない生活音で覚醒した。
「・・・んん?」
見慣れない天井。
濃霧の様に晴れない思考。
電車の通る音。
記憶が蘇ってきて飛び起きる。
「あ、お兄さんおはよう。目、覚めた?」
「・・・お陰様で。」
急に起きたのが効いたのか、はたまた夜の事を思い出して爆縮したのか心臓が異様に荒々しく動く。
「ご飯出来ちゃってるからさ、お兄さん顔でも洗って来てよ。」
「おお・・・」
回らない頭なりに理解したのは「新婚みたいだなぁ」なんていうことだったあたりが馬鹿っぽい。
「白石さ、料理上手くなった?」
「え?そうかな?やっぱりこっちは いろいろ高いから自炊は心掛けてるけど・・・」
そういって自分で作った味噌汁を啜る白石。
「何だろう・・・こう、温かいのかな・・・」
「え?いっつも冷めたもの食べてるの?」
「いや・・・そうじゃ・・・まぁいいか」
人の温かみと言うのだろうか。そういうのが感じられる。
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